2013年9月29日日曜日

パパサン(XL883)の燃費について

夏があっという間に過ぎたと思ったら、9月ももうおしまい。すっきり秋の空気です。

9月最終の週待つに久しぶりにキャンプツーリングに行ってきました。バイク系ポッドキャスとで、今となっては大御所の『旅バイク』の開局4周年記念ということで、ポッドキャストホストのRatさん主催のキャンプイベントです。


数年前にこのポッドキャストで取り上げられるキャンプツーリングのお話が私自身キャンプを始めるきっかけにもなったこともあり、記念日をお祝いしたく参加しました。

場所は、岐阜県上高地エリアにある平湯キャンプ場。バイカーには結構知られている場所ですよね。いつも行こうとすると天候が悪くキャンプした事は無かったのですが、この週末は雲一つない快晴、無風といったバイクの神様が降りてきたような、今シーズンでもトップ3に入るであろうバイク日和。念願かなてキャンプ場にもテントを張ることが出来ました。

久々の遠出という事もあり、また高速や峠を沢山走ったので相棒スポの燃費を改めて確認出来た良い機会でもありました。

以前は給油時にガソリンの量と走行距離でおおまかに計算して大体の感覚でしか覚えていなかったのですが、実は今年の3月からiPhoneのアプリを使ってしっかりと計測をしているのでした。使用しているアプリはYAMAHAが配信している『つながるバイクアプリ』です。走行距離メーター、給油日、給油量、料金を入れて燃費を計測し、記録に残せるというシンプルな内容。


平均燃費や総給油量(娯楽のためにこんなに天然資源使ってるんだと、ちょっとシュンとなりますが)とかが見れて便利。

高校からの友人が関わっているアプリだったので試したら結構これが使えるんですね。
使い方もシンプルで。他にも沢山機能が有るんですが、そちらは有料みたいなんで。。。取りあえず燃費計測だけしています。

今回のツーリングは、往路は東京の豊島区エリア発〜中央高速〜長野自動車道・松本IC〜安房トンネル〜キャンプ場、復路は安房峠(トンネル使わず)〜松本市内〜ビーナスライン〜諏訪南IC〜中央高速〜池袋、といった具合です。往復で590キロ。

燃費は以下の通りです:

車体: 2006年式 XL883 Sportster

マフラー:北米仕様純正バロニーカット
エアクリーナー:S&S Teardrop 
キャブ:純正CVキャブ + 45Degree社によるFull Tune加工
SJ: # 50
MJ: #160
ミクスチャー:1.5回転

①首都高・中央高速下り・長野自動車道松本IC : 23.3km/L
( 高速では都内は渋滞中はすり抜け時50〜60km/h、それ以外は110〜120km/hで走行したと『想定』!?します...汗)

解説:都内は池袋から八王子辺りまでは込んでいてペースがあがらない状態。それ以降は松本まではスムーズでした。中央高速の下りは諏訪湖まで登りが多い区間なので、この燃費の記録を残せたのは今後の旅行プランをする上で役立ちそうです。登りの道でありながら、この巡航スピードでそこそこ良い結果なので満足。

ちなみに、以前『想定巡航スピード』の平均30〜40 xx (汗)ほど上げて走った池袋〜山中湖の区間で14.7km/Lといった燃費ワースト記録が樹立されたとの報告もあるようです(汗) 山中湖までの再短時間は更新されましたけど。なので120ほにゃらら以上、特にフルスロットルが長く続くと燃費はいっきに落ち込むようです。

②行きは松本IC〜国道158号〜安房トンネル〜平湯キャンプ場、そして帰りは安房峠〜国道158号〜松本市内: 22.6km/L

解説:松本ICからキャンプ場までは、市内を抜けた辺りからはなだらかなワインディング。大型バスが多いのでペースは速くないが、大体50〜60km/hだったかと思います。このレンジのペースだと一番燃費が良いはずなんですが、思ったより燃費が伸びなかった。考えられる理由としてはキャンプ場は標高1,300mで、走ってたら気づかなかったが自分で思っていたより登りがキツかったのではと推測します。帰路で走った安房峠のワインディングもアップダウンがきつく、急カーブが多いのでほぼローギアで走り抜いたというのも燃費低下の要因か。往復で距離はそこまでないので、現地で走り回るので無い限り行きに高速降りたらタンクを満タンにしおけば全然余裕でガスはもちます。

③松本市内〜ビーナスライン〜中央高速 諏訪南IC: 26.5km/L

解説:ここの区間の燃費はとても伸びた。車も少なく、そこまでキツいカーブとかが少ない、どちらかと言えば中〜高速コーナーが多いエリア。車の量も少ないし、こちらも荷物積んでたんでのんびりと他の車などとペースを合わせてアクセルワークもマイルドに走ったのが要因かと。雲一つない天気、青空、森、草原、アルプス、おまけに富士山まで見れてご機嫌なライディングでした。

④諏訪南IC〜中央高速 高井戸IC〜自宅: 23.3km/L

解説:諏訪から大月(談合坂手前)までは順調で他の車の流れに合わせて大体100〜110km/hくらいの巡航スピード(を想定、、汗)。談合坂SA手前から小仏トンネル辺りまで、そして八王子から調布までの区間は週末夕方の渋滞。すり抜け(をしたとして、、汗)ペースは50〜60ほにゃらら。

諏訪から八王子あたりまでの長い区間は下り坂というイメージがありますが、意外にも往路と同じ燃費!渋滞区間が長かったといえども、これは想定外でした。というか、もっと伸びるかと思っていたので、ちょっと残念。

比較的アップダウンがそこまで無さそうな東名高速や新東名でもこれまで平均して21〜24km/Lといった具合なので、さほど中央高速の下り線は登り坂で燃費落ちるってことは心配しないでいいみたいですね。逆に、中央高速の上り線は下り坂が多いと高燃費を期待して過信してしまうのは危険ですね。。。

これまでの経験からの結論ですが、タンデムであろうが荷物満載であろうが結局この巡航スピードであればどこを走っていても似たような燃費だったので、高速道路移動の場合は22〜23km/Lくらいを想定し満タンのタンクで(私のスポは12.9L)なので、余裕を見て220-240km位で給油が目安みたいです。ガソリンメーターなんてものは付いてないし、給油警告等なんてファンシーな物も無いバイクなので、こういった地道なデータは長距離ツーリングには欠かせませんね。でもビビリなので200キロくらいで心の警告灯はウルトラマンの様にピコパコ鳴っていますけど。

YAMAHAのつながるアプリのこれまでの統計によりますと、私の総合平均燃費は20.8km/Lだそうです。


なんだかいまいちな数値なんですが、つい先を急ぎ高速でペースを上げてしまうことが多かったのが原因です。今後は時間に余裕をみて120ほにゃらら以下で巡航することを心がけます。

来週末は三重県の伊勢神宮まで行く予定。殆ど高速道路での移動です。大体距離にして片道450キロくらい。ということは、巡航スピードを燃費20km/Lを確実に出せるスピードに抑えれば高速道路のサービスエリアでのお高い給油は1回のみで済むはずです。

まあ飛ばしたところで10〜20分程度しか変わらないことが殆どですし、あえてのんびり走ることをエンジョイ出来るようになるのが目標の今日この頃です。


2 件のコメント:

  1. いつも為になります。 早速アプリ使ってみようと思います。 でも、自分のはこんなに良くないだろうなあ〜。

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    1. hataruyu さん、こんばんは。いまや財布とスマホ/携帯はツーリングには必需品ですからね。スマホに入っているので三日坊主の私でもなんとか頑張って記録を取り続けることができてます。アプリを使うと燃費走行にも気を使うようになるかもしれませんね!

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