2012年4月8日日曜日

スポーツスターの荷物積載のあれこれ:ツーリングバッグ


スポーツスター乗りの永遠の悩み。。。荷物の積載。
ハーレーの中でもスポはスマートなシルエットが魅力のバイクなだけに、荷物をどうのせるかは悩みのたね。極力荷物を少なく小さなバッグで出かけるか、割り切ってミーティングキャリアとかプラスチックコンテナとか大容量の箱をつけるか。

いままでキャンプツーリングにはTANAXのキャンピングシートバッグ2という大容量のバッグを利用していましたが、スポの前に乗っていたダイナには見栄えよく乗ったけど、細身のスポにはなんだか幅が広すぎてバランスが悪い。また、バッグを固定するベルトの車体取り付け場所も納得の行く場所がスポには無く走行中の安定性にもちょっと不安が残ってました。

ということでこの冬の間、方々でスポにあった積載方法やバッグを探してみました。目標は、1) 出来るだけスマート(横幅、車体からあまりはみ出ない)、2) 走行中の安定性(しっかり固定)です。

取り付け/脱着が簡単に出来る デタッチャブルシーシーバー (荷台付き)を持っているので、これをバイクに装着して、シーシーバーの背もたれにくくりつけるツーリングラゲッジのスタイルが一番しっくりきました。

ハーレーから純正でこのタイプのバッグは出ていますが、海外通販では最近日本には純正品の配送をしてくれなくなってしまってまして、売ってくれるショップは何カ所がまだあるんですがそれほど安くはありません。もちろん、国内で購入すると高額、というか誰が買うだろうという値段。。。予算も限られているので今回は社外品中心に検索です。

国内ではこのタイプのバッグはあまり売ってないので、本場アメリカのサイトを参照しながら探してみました。そんな時結構役にたつのが、Googleのキーワードで画像で検索出来るやつ。ここに「harley davidson touring bag」などと適当に入力して検索すると、それらしい写真がたくさん出てくるので、そこからサイトを見つけていきました。あと、Amazon USAも使えましたね。こちらは口コミやレビューが多く掲載されているので、それもとても参考になります。

そこで見つけたのが、このバッグ
Amazon USA やE-bay とかに結構多く出されている商品です。本体のバッグと小さいドラムバッグが本体の上に乗るタイプ。レビューを見てもまあまあ使い勝手も良いみたい。しかもバッグ自体撥水性もあり、レインカバーも付属している。値段はサイトや出品者によって様々でしたが、大体40−80ドル位が相場(って同じ商品でこんな差があるのも微妙ですが、、)。海外通販ですし耐久性や使い勝手も実際手に取ってみた訳ではなく品質に不安があったので、とりあえず失敗しても心のダメージが少なくなるように一番安いショップで購入。私はE-bayアカウントを持っているのでE-bay 内の「Moto-DirectUSA」というショップで購入しました。値段はなんと商品$38.95、送料$49.95、合計$88.90!Paypalで支払いしたんですがレートみてびっくり。日本円で7,555円。送料込みですよ、これ。職場では円高でひいひい行っているんですが、当分海外通販では恩恵を受けれそうですね。それにしても、安い。。。

海外通販といっても最近は到着もすぐです。私のは1週間以内に届いてました。

箱から出すとなんだか思ってたより小さく見えますが、、、
背面に着いているジッパーを広げると容量がアップする仕組み。何リットル容量があるかは製品の説明には着いてないんですが、ジッパーを広げない状態で多分30リットル程度でしょうか(30リットルのバックパックと同じくらい荷物が入ったんで)それほど大きくは無いですが、1−2泊の宿泊旅行には十分。キャンプにはちょっと小さい。
 ジッパーを広げると結構大きくなります。TANAX のキャンプバッグに入れていた荷物は余裕ではいったんで50リットル以上はありそうですね。これだとソロキャンプなら十分な容量です。
 上はジッパーを広げないでテント(バッグの底に入ってるので見えてません)、シュラフ(右のオレンジ)、インフレーターマットレス(真ん中の緑のやつ)、それとレジャーマット(左のチェック)を入れてみました。バッグの開口部は意外と小さめです(困ることはない大きさですが)。バッグ自体柔らかい合皮なので隙間を埋めるように荷物を詰め込めばうまく収納できそうです。
 ただし、柔らかい素材なので、バッグをいっぱいにしないと形が崩れてかっこわるそう。。。

とりあえず、いつものキャンプ道具を入れて、試しにバイクに積んでみました。

 シーシーバーにとりつけ、タンデムシートにバッグをのせた状態です。


 私のシーシーバーには小さい荷台も着いているので、今度はその荷台に乗せる形で取り付けてみました。


なかなか良い感じにまとまってますね。
 横幅はなんとかスリムなまま押さえていますが、結構ボリュームがある感じですね。


バッグの質感はこんな感じ。合皮製で撥水もするそうです。付属のレインカバーはすっぽりと上からバッグ全体(シーシーバーごと)被せるタイプでした。ベルトはナイロンベルトでこちらもしっかりしています。他のユーザーのレビューではジッパーが貧弱ということでしたが、私の印象は普通。とくに直ぐに壊れそうでは無いですが、登山用バッグなどに比べると耐久性はあまりなさそうなのは確か。でも、荷物の詰め込み過ぎなどでバッグに負担をかけなければバイクで普通に使う分なら十分な品質です。合皮で手入れも簡単ですし、デザインもアメリカンバイクにあった仕様だと思います。


このバッグをタンデムシート(ライダー側)につけるのが一番安定しそうかな。そうすれば荷台も使えますし。下は、ハーレーのオーバーナイトドラムバッグ(って名前だったと思う)をつけてみました。コレだけあれば容量はサドルバッグとか無しでも十分確保できそうです。バッグが背もたれにもなりそうですし、重心も車体の後ろに行き過ぎずドライバーよりなるんで安定しそうですね。荷物の詰め込み方とかに工夫は必要となりそうですが、値段、品質ともに満足。今年の北海道ツーリング(予定)に持っていけるかどうか、この春耐久テストキャンプツーリングに利用してみます。



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2012年4月7日土曜日

目指せ磨きの達人: アルミパーツのオイル磨き

今日は午後から目黒川沿いで花見なんでツーリングは断念。代わりに午前中時間があったんで、愛犬ノロを洗ってその後スポのパーツのお手入れをすることにしました。最近アルミパーツを磨いてなかったし、ツーリングも海方面が多かったんでかなりくすんでました。

今回は最近実践してるアルミパーツのオイル磨きの方法のお話しです。

ハーレーはピカピカのクロームパーツも多いですが、アルミパーツも多く使われていて、手入れしないと古い一円玉のようにくすんでしまったり、白いプツプツとしたサビが浮いてきます。磨き始めると結構根気のいる作業なのですが、ピカピカになっていくパーツを見ていると楽しいですし、作業終了後の達成感と満足感はとても良いです。

磨き用のケミカルは沢山出てますが、私がしている磨きは、ケミカルとオイル交換時に余ったエンジンオイルを利用します。

ただしオイル磨きはクロームパーツの様な鏡面仕上げを目指している方には向きません。仕上がりはピカピカですが、ちょっと重みのある(鈍い)仕上がりです。一時アルミパーツを鏡のようになるまで磨くことに没頭していましたが、最近はこのオイル磨きの重い輝きの方が仕上がりの質が良いように思えてきました。しかもオイルの膜で保護作用もこちらの方が良さそうですし。

作業はまずは磨きケミカルで白いサビやくすみをとります。利用しているのはホワイトダイアモンド。エンジンオイル自体には研磨作用は無いので(潤滑が目的の代物ですし当たり前ですが。。。)、錆やシミなどはケミカルに頼ります。


この他にもいろいろケミカルは試しましたが、このホワイトダイアモンドが今のところ一番良いですね。ピカールも良いですがホワイトダイアモンドはピカールに比べてあまり力をいれずともアルミパーツの汚れやくすみを除去して、ピカピカの状態にしてくれます。これだけでも全然十分なんですが、結構高価なケミカルなんで汚れややくすみがひどい時に利用しています。オイル磨きは余ったオイルを利用なんで実質コストゼロ 。


いっつもオイル交換すると残っちゃうんですよね。オイル磨きはそれを再利用出来るんですが、オイルはとてものびるので実際はほんの少ししか使いません。

こちらは磨く前の状態です。


ホワイトダイアモンドでささっと軽く汚れをとります。


そしたら、ペーパータオルなどに少量エンジンオイルをしみ込ませ、全体に塗ります。オイルは少量でも延びが良く、またケミカルと違って溝などに拭き取り残しが残ってもカスが残らないのが良い点です。


全体に塗るとこんな感じになります。んー、これはこれで渋いですね。このままでも良いかもしれない(笑)なかなかかっこ良いです。


これは、軽くオイルを含んだペーパータオルで拭いただけなので1分くらいでの作業です。やっぱり、なかなかこの鈍い光具合もいいですね。今度はこのままで乗ってみようかな。そしたら磨き作業はらくちんなんですけど。。。

 と、邪念を振り払い作業に戻ります。オイルの塗ったら柔らかい布やペーパータオルでひたすら磨きます。布などでこすっているとだんだんピカピカになってきます。


結構ピカピカになるでしょ。良い感じで風景がパーツに写りこんでます。先にも書きましたが、このオイル磨きの方法はクロームパーツみたいな鏡面にはなりません。下の写真のようにちょっと鈍い(重みのある)輝きです。


重みといっても十分ピカピカですし、個人的にはこちらの方が高級感があるように思います。


あ、それとスピードメーターのブラケットがなんか白いシミみたいになっていてとてカッコ悪い。それと全体的にかつての黒々とした潤いのない、なんだか冬のかさかさ肌みたいになってます。


ということで、こちらにもオイル磨きを。。。


ご覧の通りとてもここの部分も良い感じに仕上がりました。ただし、塗装やプラスチック、ゴムにエンジンオイルを塗っても大丈夫かどうかは不明。。。ただ、塗ったら駄目になったとかという話も聞いたことないので大丈夫でしょっと判断。

パーツ磨きはどっぷりとハマる作業です。仕上がりなどについては人それぞれ求めるものが違うと思うので、こんな方法もあるということでブログに書いてみました。安くて比較的簡単な作業ですしご参考になれば(でも自己責任お試しくださいね!)


バイザーも磨き済み!

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