2013年4月30日火曜日

キャンプツーリング先でパンク! ハーレーダビッドソン和歌山にお世話になる(´Д` )

2013GW前半は昨年と同じく紀伊半島に行ってきました。

金曜に有給休暇を取っていたので木曜の夜の仕事の後に出発し早朝に伊勢神宮へ。伊勢神宮から和歌山県の世界遺産熊野古道がある熊野本宮大社へ。その近くにある川湯野営場木魂の里に2泊しつつ、あたりの峠道や林道を楽しみ那智大滝の観光をしてきました。



そんな旅のはじめの伊勢神宮から川湯温泉に向かう途中、県道42号線の熊野市駅近くでパンクしてしまいました(´Д` ) ここにたどり着く前に42号線は峠道を抜けてくるのですが、そこのあたりからなんとなく運転していて違和感が。。。



タイトなコーナーが続く箇所なのですが、そんなにスピードも出していないしバイクも倒しこんでないのに、バイクスタンドやマフラーの下側がズリズリと。

峠を降りきったあたりでパンク時によくあるあのブレーキの焼けた匂いがしてきて、ハンドルがガタつき、あ、パンクしてると気づいた時には既に遅し。。。(´Д` )

今回はキャンプツーリングで荷物満載だったからか積載量のせいかなと思って、いつものならすぐ気づく異変も見逃してしまっていたようです。やはり少しでも異変があれば一度とまって安全確認。これやっぱり鉄則ですね。

とりあえず海沿いの道路の脇に止めてタイヤみたら、ありましたよ、穴が。釘を踏んだらしき痕がありますが、確認したときは抜けていました。




多分走行中に釘踏んづけて何かの弾みで抜け落ちて一気に空気が抜けてしまったのでしょう。




この時点ではタイヤもかなりぺったんこです。



もちろん近くにナップスやにりん館、ディーラーのようなショップはあるわけも無く。。。iPhoneで検索すると近くに車のタイヤショップがあったのでとりあえずパンク修理キットくらいは手に入るかと思い電話するも「そんなもんおいとらん」と。。。(´Д` )

と、iPhoneのGoogle Mapで再検索すると直ぐ近くにモーターサイクルショップが出てきたではないですか!「モーターサイクルショップ・カキシタ」に電話すると、出先だったそうですが20分ほどで現場に来てくれてその場で修理してくれました。いや~助かりました。まさに不幸中の幸いです。

でも、最初は電話でハーレーといった瞬間断られたんですけどね。ハーレーはタイヤ外すの大変だしチューブも違うからと。必死で僕のはチューブレスですので他のバイク同様に修理可能っす!と説き伏せる必要がありました。

ちなみに私の相棒のスポは2006年式のXL883でして、キャストホイールでしてチューブレスタイヤを装着しています。

パンクも10分ほどで修理完了。引き続き旅を続けたのですが、またさらに問題が。。。なんだかハンドルがガタガタする。。。どうやらパンクしたリアタイヤのバランスが悪いらしく、そちらから振動が来る模様。。。 パンクは経験ありますがこんなのは初めて。

しばらく走行して空気圧も抜けてないし問題なさそうだったのでその後旅は続けましたが、念のため帰りの高速道路に乗る前に確認しようとガソリンスタンドでみかけた地元ライダーらしき人に聞いて和歌山県橋本市にある「ボクサー」というバイクショップに立ち寄りました。ここのおやじさんに事情を説明してチェックしてもらいましたが、どうやらただのパンクではなく内部も(サイドウォールあたり)切れてしまっていて、「だからちょっとタイヤの横っ腹がいびつな形をしてるんだよ。こりゃ交換必要だな。このまま高速乗ったら破裂しちまうかもな。この近辺はこのサイズのタイヤ在庫抱えてるショップは無いよ。ハーレーのディーラーなら和歌山市まで行けばあるけど。うん、40キロくらい。」との痛恨の診断結果が。。。(´Д` )

高速乗る前に確認しておいて良かったと、第二の不幸中の幸いとポジティブに考えて、ハーレーダビッドソン和歌山にTELしてみました。なんと、私のバイクが現在履いているメッツラーのマラソンの在庫もあるし、事情を説明したら当日(電話したのはもう4時くらいでしたが)対応もしてくれるとのこと!いやー、普段はディーラーって使いませんが、やっぱり困った時のディーラー様ですな。

ボクサーの親父さんにお礼を言って、国道24号線をひたすら慎重に(いまさらですが)ディーラーを目指します。 パンクは42号線、でもって24号線で修理へ。語呂がいいんだかBad Luckな番号なのか。

でもってやってきました。「ハーレーダビッドソン和歌山」 駐車場も店内もとても広く綺麗なショップで、いろんな種類の試乗車や新車がズラッと並んでいます。その日に東京に帰る予定でしたが体力的にもうヘトヘト。その晩は和歌山城近くのアパホテルの予約が格安でとれたので(再びiPhone大活躍!)、ディーラーの社長さんなどから市内のお勧めなどをききつつ和歌山の夜の街に繰り出したのでした(といっても、市内、連休の夜8時というのに殆ど店がしまってましたが。。。)。緊急の持込、しかも連休の夕方にもかかわらず快く修理依頼を受けて頂いたスタッフの方たちに感謝です!

タイヤは同じメッツラーのマラソンにしました。値段はタイヤ28,000円、工賃8,000円の合計36,000円。アウチッ! 実際はこの日のビジネスホテル代6,000円もかかっているので金銭的ダメージはでかいです。。。(´Д` )



ちなみに純正のダンロップ(D401)や最近純正タイヤに多く使われているMICHELINのコマンダーなどは、他のメーカーのタイヤと比べサイドウォールが非常に硬い構造になっていて、今回の私のケースの様にパンクした時にエアーが抜けても自力で少しでも移動できる補助的な加工がされているそうです。今回メッツラーでは空気が抜けて(と気づいてから)数分でタイヤがオシャカになってしまったことを考えると次回のタイヤ交換は純正かコマンダーが候補に急浮上です。ん~、でもパンクする機会など滅多にはないですし、、、(ハーレーに乗って8年目ですが2回だけ。バイク人生通しても3回。これでも多い方かと思います。)

どちらにしろ車がスペアタイヤを積むようにバイクもパンク修理キットは遠出には必需品ですね。今回も北海道の時も積載スペースけちって持って行きませんでした。。。反省&後悔してます。

パンクとバランスの崩したタイヤのため肝心な紀伊半島での走りは100%堪能は出来ませんでしたが、今回のツーリングはなかなかのルート。道中恐ろしく険しい林道も数多くありましたが、それと引き換えに美しい景色にめぐり合えました。またバイクのコンディションも整えてリベンジしてきます。ツーリングのレポートはまた後日アップしたいと思います。




2013年4月15日月曜日

スポーツスター:アルミホイールの洗浄について

久々の更新となりますが、今回はスポーツスターの私流のホイール洗浄についてです。



私のスポ(2006年式 XL883) は、アルミダイキャストホイールです。リム(外周)は他のアルミパーツ同様にポリッシュされていますが、スポーク部分はいわゆる「梨地」と言われる表面が荒くザラザラした仕上がりになっています。

どうせ綺麗にしてもすぐ汚れるしと、いつも軽く洗うだけでしたが今回たまたま時間が出来たので久々にがっつりと洗う事にしました。




全然洗ってないのでドロやら錆やらくすみやらですごいことになっています。 



リムの下側は雨水とかも貯まり易いのでとても汚い。



前輪のローター辺りですが、ここも洗うのに根気のいる場所ですね。。。スポークにはもうこすっても落ちなさそうな黒いシミみたいのが。



いつも思いますが、この黒いのはブレーキダストとかのシミなのかアルミの錆なのかな。どちらにしろガンコで厄介な汚れです。



後輪もリムの部分は前輪同様に水垢のような錆(だと思う)が。ここまで来ると通常の洗浄やホイール用の洗剤などでは落ちません。


全体的に薄黒く汚いです。 


しばらくほっておいたのでブレーキディスクには錆が、、、

と、ここまでが洗車前の状況。これからガツンガツン洗って行きます。今回は冒頭にも書きましたが私流の荒治療方法ですので、お試しは自己責任で!



大体揃える道具はこんな感じ。一番使うのは左の青い柄の100円ショップで買ったクツ用ブラシです。これがホイールのローター部分やスポークなど洗う際に便利。中性洗剤を通常は使いますが、今回の荒治療ではあまり出番はありません。ナイロンスポンジも通常はこれでゴシゴシするだけです。真鍮ブラシはホイール全体するとかなりの労力なので錆が酷いスポーク部分などスポットで利用。

今回の秘密兵器は、写真右下の物体。。。スチールウールのボンスターです。これでガシガシと磨いて行きます。ちなみにこれは洗剤(クレンザーみたいです)を含み結構泡立ちがいいです。




まずは水をたっぷりかけてドロとかを浮かせます。



それにしても、この汚れ具合。。。バイクに謝りつつ作業を続けます。 


まずは洗剤付きボンスターで全体を洗います。泡立っている時に柄の長いクツぶらしなどでスポークや手の届き難いところをゴシゴシと洗って行きます。ホイールと一緒にボンスターでブレーキディスクも洗っちゃいます。

で、まずはこんな感じ。まあいつもは頑張ってもこれくらいで終わらせるのですが、今回はこれからが本番。



というのは、近くでみると下の写真の様に錆びが目立ちます。



スポークの裏側の黒ずみもなかなか落ちません。


 あまりに酷いところは真鍮ブラシで磨きます。でもあまりしすぎると「梨地」がとれてツルツルになってしまう!?かもしれないので、かるく表面をなでるように。でも、そんな軽い力では大してそこまでピカピカにはなりません。



私は手がでかく狭い隙間は苦手なので特に狭い後輪はホイールクリーナーにもたよります。



錆の酷かったブレーキディスクもボンスターで復活。 



全体的にみると、この段階でも結構綺麗には見えるんですけど。。。


今回の最大の敵はリムのこの白くクスんだ部分。ボンスターでかなり力を入れてこすると有る程度は取れますが、かなり労力と時間がかかります。




下の写真のリムの向こう側はボンスターのみでゴシゴシしてみた箇所。リムの丁度真ん中から手前側がくすんでいるのがお分かりになりますでしょうか?




でも結構力作業なのですぐバテる。


頑張ってもまだクスんだ範囲は広い。前輪と後輪の各側面をボンスターだけでくすみを取ろうとしていたら一日かかります。


ということで、本日の荒治療。ピカールで光ーる作戦開始です。

最初の洗浄で使ったボンスターを適当な大きさにちぎって大量のピカールを塗り込み、指で押しあてるようにリムに沿って磨きます。ガンガン磨き、拭きあげて仕上がり具合を見ながらくすみが取れるまで作業を繰り返します。


割と地道な作業ですし、ある程度力作業ですがアルミパーツを磨くのが好きな私にとっては楽しい作業。腰が痛くなるのでキャンプ用の小さい椅子などに座りノリノリの音楽を聞きながらでも作業すると良いかと思います。手が真っ黒になるので厚手のゴム手袋などをした方がいいです。


で、こちらが結果です!

参考に下の写真は洗浄前。
BEFORE
そして、こちらが洗浄とピカールでポリッシュ後。
AFTER
リムのくすみも頑張って取り除きました。


スポークはまだすこし作業が必要なものの、リムの輝きでごまかせるでしょう(笑) 



リアも良い感じに綺麗になりました。



いつもの様に写真撮り過ぎでしょうか。。。




足周りが綺麗になるといつもの洗車とはまた違う満足感が得られますね。



がっちり磨いた後は少しでも長持ちする様にお願いしながら「プレクサス」で表面保護です。



今回の荒治療作業のおさらい
  1. たっぷり水で洗浄、埃とドロを落とす
  2. 中性洗剤やボンスターなどでさらに洗浄
  3. 手早く洗浄は考えず、スポーク一本一本を洗うくらい根気よく。ホイールクリーナーも併用すると便利
  4. リムの汚れが酷いようであれば、ボンスターやナイロンタワシ(スポンジ)でピカールなどを使って磨く(研磨する)。ボンスターの方が荒いのでガンコなしみなどにはこちらが楽。
  5. 研磨した後は表面保護。私はプレクサスやシリコンスプレーなどを使っています。ブレーキやブレーキディスクなどにかからないように注意(作業の終わりにパーツクリーナーなどで脱脂をお勧めします)
あったら便利そうな(個人的に欲しい)アイテム:
バイク用ジャッキ(やっぱりバイクを前後に動かしてホイール洗浄するのは面倒。これがあればホイールくるくる回しながら作業出来ますね)
ラスターシール(リムの汚れとりや表面保護にとても良いと聞いています)
マザーズのホイールクリーナー(これも高性能なクリーナーでガンガン汚れを落としてくれるらしい)

アルミダイキャストホイールの自己流の磨き術なので、こんなホイールの洗浄方法やってますというご参考までに。



翌日筋肉痛になりました。。。


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