2012年12月30日日曜日

北海道キャンプツーリングシリーズ Lesson 4 ルート

北海道シリーズ最後は旅程・ルート・おすすめスポット紹介です。

期間:2012年8月18日(土)〜26日(日)
バイク:Harley-Davidson XL883 (2006年式)

8月18日(土)1日目
北海道ツーリング初日といってもこの日はフェリー乗り場までの移動のみ。往路は新潟〜小樽便です。出発の1週間前にネットで予約。お盆の翌週ということもありすんなりと予約完了。ちなみに帰りの便は予約してません、この時点で(汗)

東京の自宅を3:30amに出発。


関越道でひたすら北上、初北海道ツーリング、高速で日の出を見ながらテンション上がり過ぎです。


往路: 新日本海フェリー
新潟港発(08月18日10時30分)→ 小樽港着(08月19日04時30分)
客室: ツーリストB
料金: 25,100 円(大人1名、大型バイク)

取りあえずフェリー乗り場まではナビ任せで問題無く到着。ターミナルにある受付で予約番号伝えて乗船手続きを済ませます。


船内用の食料とお酒を買いに近くのセブンイレブンまで。バイクで5分くらいのところにあります。船内用に赤ワイン2本購入。船内でボトルが捨てれないと困るのでプラティパスの携帯ワイン容器(っていうのかな)に入れ替えてボトルはコンビニでポイ。
船室は狭いですが、船のラウンジなどは広くてのびのびとしています。僕の船室はツーリストBという安いタイプですが、大体はラウンジなどで時間をつぶしていました。ちなみに寝室にはコンセントが無かった。。。


コンセントはラウンジに幾つか見つけましたが既に他の乗客のスマホやらデジカメやらで占領されてるし。穴場は喫煙室内にあるコンセント。臭っさいですが、ま、私もスモーカーなので。。。ここで念のためスマホとモバイルバッテリーを満充電にしておきます。

長時間の乗船ですが北海道のルート選びやガイドブックなど見ていたら、それほど長くは感じませんでした。あと映画も1本みました




8月19日(日)2日目
ついに北海道上陸!時間通りにフェリーは小樽に到着しいよいよバイカーの聖地ツーリング開始です。ちなみにこの日はバイク(819)の日♪


北海道初日のルートは、小樽→てしお→オロロンライン→稚内。出発時間が早いので一気に最北端エリアまで北上してしまいます。


出発前にちょこっと小樽の倉庫街などに立寄って観光したあと(フェリー乗り場からすぐです)海側の231号線を留萌方面へ。さすがに北海道。8月なのに早朝は寒い。。。プラス、ここの区間はトンネルが多いんですが、トンネル内の路面が濡れていてそれが跳ね返ってズボンがドロドロになります。。。なので、防寒対策も含め雨具装着をおすすめ。留萌すぎると暖かくなってきてトンネルも少なくなるので通常装備にもどしても良いかと。

途中で「とままえ温泉」というのがあったのでここでお風呂に入りました。朝10時に開店だったので、小樽出発してここまで観光しながらのんびり走ってくれば丁度入れる 時間帯になると思います。


 泉質は粘度の様な匂いがする熱めの湯。早朝で冷えた体が暖まり気持ちよかったです。


北海道にはメインの道に平行して農道が走っているので、所々走ってみました。先が見えないくらいまっすぐで車も走ってない道を独り占め。これぞ北海道って感じがこみ上げてきます。

なんだかんだで道の駅てしお。ここにくる前に美味しい店をいくつかピックアップしてランチを思ってたんですが、走りに夢中でどうやら通り過ぎてしまっていたらしい。ここの道の駅の食堂で北海道最初の食事です。折角なのでサケとイクラの親子丼を頼みましたが、ん〜イマイチ。客がまばらなのになんだかせかされて食べさせられたという微妙な接客もね。。。 ま、そんなことでテンションなんかさがりません。なにせ、この後はあの有名なオロロンラインだし!


きました、この風景。やっぱりいい〜!


 北緯45度モニュメント

と、順調に北海道ツーリングを堪能していましたが、利尻島をすぎた辺りから雲行きが怪しく。予報をみると夜から明朝にかけて雨とのことなので、この日はキャンプを諦めてライダーハウスに宿泊することにしました。休憩所にいたライダー達も同じくスマホとにらめっこしながらライダーハウスを急遽さがしてる模様。

お盆の翌週といえどもまだ8月中旬。混雑予想してましたが、意外とあっさり予約がとれました。今回は、「みどり湯」という場所を予約。


到着するとバイクがすでに10台ほど止まっていました。それ以上に自転車の学生グループが大勢。いや〜、みなさん凄いですね。話を聞くと自転車で日本縦断とか2ヶ月くらいバイクで旅してるとか。僕も若いころにそういった冒険をしておけば良かったな。彼らの若さとスピリットに元気をもらいました。

※小樽から稚内という長い道のりではありますが、早朝出発するし時間的には十分余裕があるので、のんびり走っても日が暮れる前に稚内まで到着できる旅程でしたよ(初めての北海道上陸だったので、観光はあまりせずにひたすら北海道の「道」を堪能するツーリングでした)。


8月20日(月)3日目

この日のプランは稚内からオホーツク海側をひたすら道東めざして知床半島のキャンプ場までと考えていましたが、この日も天気はイマイチ。。。走りには問題なさそうだけど、キャンプは大変そうなので途中で宿を探すことにしました。



この日のハイライトはなんといっても日本最北端「宗谷岬」です。


奇跡的に宗谷岬に着いた時は天気は良くて最北端日和!?でした。


宗谷岬に向かう途中通った宗谷丘陵です。ガイドや他ライダーおすすめなことあって眺めもご機嫌〜!



こちらも北海道ツーリングお約束、最北端のガソリンスタンドと給油でもらえる貝のお守り。

このあとオホーツクライン(238号)を東へ東へ。途中の休憩所で反対方向から来たライダーと天気の情報をお互い交換しながらまずは紋別を目指します。宗谷を出発して1時間ほどでパラパラと振り出したので雨具フル装備でのツーリングです。




オホーツクの壮大な海岸線。良い感じだけど1時間ほども走ると目が慣れて、、、眠い。。。休憩こまめにとってしのぎましたが、今度はお腹が空いてきた。なんとか道の駅オホーツク紋別に着いて、こちらもお約束のカニモニュメントで記念撮影。おなかぺこぺこでしたが、ここで食べるのは我慢。ひたすら我慢。なぜかって言うと、今回の旅の目的の一つ、本場のホタテ丼をたらふく食べるっていうミッションがあるからです。

常呂町(ところ)にあります「レストハウスところ」です。ここにはもう昼過ぎ、午後2時とかに着いたんですが待つかいあり!




大粒のホタテが10粒はいって1,000円。えーいおまけにウニ軍艦だ!イクラだ!もう一生食べれないんじゃないかって勢いで、どんぶりおかわり、軍艦も追加。合計3名分ほどたいらげました。



 流石に食べ過ぎて動けなくなりしばらく休憩。。。ここで宿を探そうとして問題が!当てにしていたビジネスホテルが満室(涙)ひたすらiPhoneを駆使して宿を探しますが、お値段が高めで。。。

ちょっと内陸に入りますが、
清里というところにユースホテルを発見。電話してみると空室ありますとのこと!値段も安い!ナビに住所入れて誘導してもらいましたが、どんどん農道の中を走り、辺りも暗くなり、、、清水の町についたときはちょっと安心しました。

御世話になったのは「清里イーハトーヴ」です。

http://www.jyh.or.jp/yhguide/hokaido/kiyosato/index.html



とても綺麗なペンションのようなたたずまい。バイクも軒下に入れさせてもらえました。宿泊者が少なかったので部屋も一人で利用させてもらいました(通常は4名1室、個室もあるようですが)。ここで洗濯もできます。バイクで10分ほどにある街にコンビニも温泉施設もあるので便利。サービスも良いですしオーナーご夫妻もとても感じの良い方達なので次回も宿泊したい宿です。普段はライダーより登山客が多いのかな??



雨のなかのツーリングとなり、バイクはドロドロ。。。でもご夫妻の笑顔に送られ翌朝には天気も快晴。いいスタートです!ほんとお世話になりました!

8月21日(火)4日目

この日のプランはもう一つのハイライト。知床半島観光です。オホーツク海側に一度でて北上。オシンコシンの滝、知床観光船、知床横断道路、知床のさきっちょにある温泉、それとやっとキャンプ泊。



まずは、知床観光船乗り場の途中にあるオシンコシンの滝です。


マイナスイオンたっぷり吸収してきました。

今回は大型の観光汽船に乗りました。観光客も多く席も早いもん順なので早めに並んでおく事おすすめします。往路は景色を楽しめるので、天気が良ければずっと外でもいいと思います。風が冷たいのでウィンドブレーカーは必要かも。帰りは船内でウトウトとしてました。快晴で北方領土も見えて満足(あんな近いとは、、、やっぱあれは日本の領土でしょって気持ちになりますね)。値段はちょっと高くなりますが、港には小型の船舶での観光を提供している会社が数社あります。こちらの方が岸の近くまで寄ってくれるみたいなので次回はそっちにしようかな。大型の船でも十分堪能出来ますけどね!




観光の後は、港にあるウトロ漁港婦人部食堂へ!地元の人もおすすめの食堂です。海鮮はもちろんその他定食も美味しそう〜



でも、やっぱり海鮮、ウニでしょウニ。8月中旬がバフンウニ収穫終了時期になるとのことなので頭の中はウニウニウニウニウニ。地元のおっちゃんからイクラも食べねーとなってことでウニイクラ丼に決定です。


いや、はるばる北海道に着て良かった〜と思う味。大満足です。

昼食後は知床半島横断道路です。ここもバイカーには有名どころ。知床の山々を見ながらのんびりツーリングは続きます。


横断道路の羅臼町の手前に「熊の湯」という無料の温泉があります。その道路の反対側にある知床国立公園羅臼温泉野営場でキャンプです。自然たっぷり、目の前が無料の温泉となんともありがたいナイスなキャンプ場です。


 取りあえず、先にキャンプ場にチェックインしてテントをセットアップ。その後、買い出しがてら羅臼町の北にある「せせき温泉」を目指します。海に突き出た露天風呂。よくガイドブックなどで紹介されている無料の温泉です。



が、生憎満潮時で水没中。。。


 ということで、その先にある「相泊温泉」へ。こちらは道路脇にあるほんと数メートル先が海っていう場所で、見た目ベニヤ板とトタンでできたほったて小屋みたいな温泉。駐車場はあるので、バイクをとめて海岸に降りて行きます。着替えはそのまま海辺で。外から丸見えですが気にしない気にしない〜。湯船には地元の漁師のおじいちゃん達が数人いらっしゃいました。普通にみなさん入っているので、こちらも入ってみると。。。熱い!通常45度くらいの温度でも余裕な熱いお湯好きな僕でもこりゃ熱過ぎってくらい熱い。。。気合いで入りましたけどね。でもそこから眺める海の景色は抜群ですよ!

キャンプ場に戻って、その場で知り合った愛知からきたタカさんと千葉のイトーっちとお酒を囲み、話も盛り上がり、冷えてきたらキャンプ場目の前にある熊の湯に入りと、これぞキャンプツーリングの醍醐味っていような楽しい夜を過ごせました。

8月22日(水)5日目

この日も朝から気持ちのよい天気。やっと北海道に着てキャンプも出来たしモチベーションがまたあがってきました!前日にあった愛知のタカさん、千葉のイトーっちと記念撮影をして、タカさんと行く方面が一緒だったのでとりあえず羅臼のセイコーマートで朝ご飯でも。。。と、コンビニで一服しているとタカさんおバイクの異変を発見。良く見てみるとガソリンコックからガスが漏れてる!すぐにタカさんにしらせて取りあえず手持ちのテープなどで応急処置して、近くで修理してくれる場所をスマホで探しました。タカさん、ハーレーのダイナなんですが近くにハーレーディーラー無いし。。。お盆の翌週で休みってところも多い。。。北見かどっかで見つけたみたいなんで、念のため同じ方向に行くので途中まで彼女(あ、タカさんこの後1ヶ月以上北海道を旅するというさすらいの女性ライダー、、、すげーっす!)の後ろを着いて行くことに。

この日は羅臼→中標津・開陽台→神の子池→摩周湖→川湯温泉硫黄山→多和平キャンプ場のプラン。タカさんとは中標津まで一緒。ガソリン残量チェックしてそこまで大量には漏れてないことを確認して見送りました(後日無事修理完了、旅続行の知らせもあり安心しました)。




下は中標津、摩周湖周辺の拡大図


中標津エリアもほんと道は笑っちゃうくらいまっすぐ。


 開陽台です。空が真っ青。360度北海道を見渡せました。


ほんと広いね〜


 牛の刻印のある山発見。その周りにはもちろん牛たちが(笑)


こちらも有名な「神の子池」。道路から池までは未舗装で結構でこぼこ。普段ならそんなでもないかと思うけど荷物満載のアメリカンやロードスポーツはきついかもね。大体のライダーやチャリダーは入り口にバイク置いて歩いていました(けど、入り口からは結構距離あるよ)。僕も歩いて行けば良かったんだけど、やばいと気づいた時にはすでに遅し。荷物満載で狭い未舗装の道路をUターンとかするのもしんどいし、行ってまえ!ってこと恐る恐るゆっくり進んでなんとか到着。往路は緩い下りなので、バイクはある程度乗り馴れてる人でないと怖いかも(わたしゃ慣れててもヒヤヒヤでしたが)。。。帰りは登りなので幾分ラクチン。

 

でも、その先にはヒヤヒヤしがいのある(!?)光景が待ってます。神秘的な青い泉、ほんと綺麗でした。

神の子池の後は「摩周湖第一展望台」へ。この第一展望台は有料なので敬遠され気味のようですが、ここの駐車券は近くの川湯温泉硫黄山でも使えるし、ここの眺めよかったですよ!




中々晴れた摩周湖って見れないず、何度も訪れるライダーがいらっしゃるそうですが、幸運にも初回で晴れ摩周湖ゲットです!地元のおっちゃんからは、晴れた摩周湖を見ると出世が遅れると、、、ってもう出世は過去数年してないんで、先払いってことで勘弁してね〜(笑)

 駐車場のおじさんに勧められて、川湯温泉の硫黄山ってとこもよりました。上にも書きましたが駐車場券が共有とのことですので折角なので行ってみる事に。まるで地獄絵図って感じのおどろおどろしい感じですが、岩の間から吹き出る大量の蒸気、強烈な硫黄の匂い、迫力は満点!


 

 その後は、多和平(たわだいら)キャンプ場へ。牧場内に併設されている全面ふかふか芝生のサイトです。夕方から雲が出てきてしまったのですが、晴れていたら天の川も見れる満天の星空が堪能できるそうで、お盆中などはかなり人気のサイトだそうです。僕のときは5−6組くらいでしょうかね。



食事は牧場のレストランのシチューが評判とのことでそちらで。噂通りの美味しさ!



翌朝起きたらサイト全体が霧で幻想的でした。キャンプサイトは柵で囲まれているので、牛と人間の住み分けできてると思いきや、牛さん、自由に出入りしてましたよ、僕らのサイトにも。。。というか、僕らが牛さんの敷地にテント張ってるってことなんでしょうね。とても綺麗なサイトなので、ここも次回の北海道には外せないな。

8月23日(木)6日目

この日以降のプラン、正直あんまり立ててませんでした。途中で出会ったライダーからは三国峠を勧められたんで、そのへんからめて予定立てようかなと。ということで、とりあえず241号線を西に阿寒湖、ナイタイ高原牧場、そして273号線で三国峠目指して、その先にある層雲峡のキャンプ場を目指しましたが、、、




まずは、阿寒湖のほとりにある「まりも湯」で温泉につかります。貸し切り状態!


 その後、オンネトー湖。前日の神の小池と晴れた摩周湖を見てるんでちょっと迫力にかけるな。。。



 その後、ナイタイ高原牧場へ。ここへの道もなかなか景色が良く楽しかったです。山の上にある牧場からは北海道の平原が果てしなく続く絶景。



 牧場にあるレストランで特上牛丼を頂きました。


 その後、上士幌にもどり273号線の三国峠に入る前に給油。この長い区間、ガソリンスタンドが無いそうなので、小さいタンクの方は必ずここの街で給油してきましょう。

でもって森林の中を進んで行くと、はいきた、どーん、よくバイク雑誌にでてくる光景!

上士幌方面から北上する形で三国峠にくると、下の写真のような鉄橋を走り抜けます。その後ぐるっと回ってきてトンネルを通りますので、通り抜けた辺りがこの写真スポットです。



 写真スポットからほんの少し行くと休憩所があります。ここからの眺めもすばらしい。
三国峠自体は峠といってもゆるやかな高速カーブが続く感じです。関東でいえば、箱根ターンパイクをもうちょっと緩やかにした感じでしょうか。走りやすいです(北海道ではそれほどタイトなカーブやヘアピンはなかたですね、大体が緩い高速コーナー)

 三国峠を通り抜けていくと銀河の滝とやらのサインが。取りあえずよって見ます。



 なかなか雄大な景色。こちらの滝以外にももう一つ綺麗な滝があり、観光バスも立ち寄る有名なスポットのようです。



 と、滝にいやされて層雲峡にやってきましたが、、、お目当てのキャンプ場に到着するとほぼ無人。。。結構山奥だし、、なんだか熊とか出そうだし、、なにより一人ボッチってちょっといろいろな意味で怖いんですけどォ。この北海道旅行の前に一人でキャンプツーリングに行った時も生まれて初めて恐怖体験しましたし、、、かなりこの時点でビビリがマックス状態。どうしようかと悩んでると、そこにまさかの雨。。。もう速攻キャンプ諦め宿泊すること決定です。峠を抜けてとりあえずコンビニに立寄り、そこで最寄りの宿を探すことに。iPhoneフル稼働!地図とiPhoneみてたら旭川がそこまで遠くないってことが判明。しかも高速で行けるみたいだから、慣れない土地の夜道でも安心だし。旭川だったらビジネスホテルとかあるだろうし、いろいろ居酒屋さんとかでのんびり飲めるし。。ってことで旭川のビジネスホテルに決定。でもね、この時点でどこのビジネスホテルも空室無しか、あっても予算オーバーだったり。iPhoneでのサーチに時間費やすこと30分以上。なんとか旭川駅前にあるビジネスホテルを予約。バイク駐車スペースもあるとのことで一安心。

※注意:夜の北海道、特に高速。あまりお勧めしません。雨かと思うほどの虫の大群。。。20−30分も走ると大変グロい結果になります。。。


チェックインを済ませシャワーを浴びてさっそく旭川の夜の街へ繰り出します〜
ほんとはジンギスカンでも食べたいなと思ってたんですが、一人ってなかなか店に入りにくいんですよね〜 結局ぶらぶらと旭川を歩いて散策していると、ありました。地元の料理屋風で一人でも入れそうな店!

みつぎ 石やき料理」こじんまりとした店でご夫婦で営まれてます。北海道が初めてということでいろいろと美味しい料理、しかも安い!北海道でもあまり食べられないというホッケの刺身も頂き満足です。毎年くるバイク乗りのお客さんも数人いるとか。いやー、とても家庭的で僕も常連になりたいなって思わせる店です。石やきとありますが、石やきは食べず(笑)もっぱら寿司とさしみと酒酒酒酒。




 食べる前に写真撮るのをことごとく忘れてます。。。食べかけの写真で失礼。。


 8月24日(金)7日目
本来であれば前日層雲峡でキャンプして午前中に旭川に立寄って動物園と言う予定でしたが、ビビリの私はキャンプをさけて旭川のビジネスホテルへ。ということで、ゆっくりとした朝を過ごしました。

ビジネスホテルに泊まろうと思ったのはパソコン使ってそろそろ帰りのフェリーを予約をしたかったという理由もあります。ホテルロビーに備え付けのパソコンで難なく予約完了!帰りは苫小牧→八戸で八戸からは東京まで自走です。


天気は小雨。午後には晴れるということなので、とりあえず旭川動物園に行って雨があがってきたらツーリング開始というプランを立てました。この日は南下して富良野を抜けて夕張の快速旅団へ。そしてその辺りでキャンプを予定してましたが、、、




旭川動物園は市内から15分程度でしょうかね。流石に人気スポットだけあって団体客や家族連れが多く駐車場もいっぱいです。バイクはゲートの近くに駐車できます。良い年こいてますが、動物園はいつきても楽しいですな。入場料は800円。動物園自体は思っていたより小さく半日もかからずに回れちゃうでしょう。見所が凝縮されているって感じで小さいですがとても楽しめました。


 昼ころに天気もあがってきたんで237号線を南下して富良野へ。道路的にはとくに印象に残んない感じです。お腹すいていたので一気に美瑛の道の駅へ。そこで遅めのランチ、豚丼です。



美瑛を過ぎた辺りから道をそれて、ケンとメリーの木、セブンスターの木、マイルドセブンの丘などを一通り見て、お約束のジェットコースターの道路も通ってきました。

 

 そして富良野でお土産を買いつつ、452号線に抜けて夕張を目指します。その途中で、はいきた野生動物〜 きつね、全然こちら警戒してません。バイクとめたら少しづつ近づいてきました。他のバイカーから餌をあげるとそのキツネは越冬できないって聞いてたんで写真だけとって退散。この道では数度キツネを見かけました。



 でもって、はいきた快速旅団〜 言わずと知れたキャンパー御用達のお店。初来店にテンションあがります。店が駅前から離れたところに移転してました。お店では、快速旅団オリジナル携帯式(折りたたみ式)バッグ(これおすすめ、大活躍です)、折りたたみ式ハンガー、そしてオリジナルレジャーシートを購入。



快速旅団に着く前に夕張のキャンプサイトを見てきたんだけど。。。ここも誰もいねー!結構広くて綺麗だったからいいなって思ってたんだけど、、、やっぱりビビリマックスです。そこで快速旅団の店長にご相談し夕張からすこし離れたところに北村温泉というのがあって、そこに無料のキャンプ場があるとのこと。そこならキャンパーは確実に数組いつもいるよとのこと。ども、店長ありがとうございました!おっしゃる通り10組ほどキャンパーがいまして、寂しい思いをせずにすみました!温泉も着いてるし無料だし、ナイス!

8月25日(土)8日目

この日は道内最終日(涙)苫小牧からのフェリーは21:15発なので19〜20時くらいまでにはフェリーターミナルに着いていたい。いろいろツーリング場所を検討しましたが知人に積丹半島を勧められていたのでそうすることに。ルート的にも一日走るのには丁度いい感じ。



北村温泉の近くから高速にのり札幌を抜けて小樽へ。そこから299号線で積丹半島をぐるっと回って岩内町というところから66号線でニセコへ。そこからひたすら276号線でいっきに苫小牧に向かいます。


まずは積丹岬へ。観光スポットなので大勢人がいました。丘の上からも綺麗ですが、岸壁の下の海岸までいく歩道もあります。が、ご注意を。結構長くきつい階段が続き、帰りは結構きっついです。僕も降りてみましたが、苦労したほど感動を得られたかは??です。綺麗でしたけどね。




でもって、お腹がすいたので腹ごしらえ。積丹と行ったらウニ!バイカーの間では有名という「なぎさ食堂」で、北海道最後の思い出に生ウニ丼を食べて行く事にしました。さすが人気店、外にお客さんが並んでいます。


待つだけの甲斐あり!!バフンウニとムラサキウニの豪華共演!今回の中でもトップクラスの海鮮丼でした。これは次回の北海道ツーにも外せないな。 


ここでもナイスな出会いが!僕の前に並んでいた人がDucatiのモンスター乗り、Gentaroさん。旭川からツーリングにきていたそうです。丁度数日前に旭川にいたのでその話でももりあがり、折角なので一緒にウニ丼を食べました。その後、神威岬まで案内もしてくれて、おまけに苫小牧までなら66号線というニセコ経由のお勧めルートまで教えてもらいました。この66号線、なかなかの峠道で今回の北海道ツーリングでは一番走り応えのある道でした。



Gentaroさん、ありがとうございました!!




でもって、はいきた、神威岬の積丹ブルー どーん!


なんとも不思議な青色で、とても神秘的です。


 積丹ブルーにちなんでしゃこたんブルーソフト(笑)


と、のんびり積丹半島走っていたら急に眠気に襲われたので仮眠をとることに。。。といいつつ結構爆睡して起きたらもう午後も遅めの時間。ヤバい!!

という事で、荷物満載でヒイヒイ言っているスポのエンジンをガンガン回して66号線の峠道を走り抜けます。途中、ニセコの駅で休憩して、だんだんと日が陰ってきたので一気に苫小牧へ!




なんて山だったか忘れてしまったけど、丁度夕日が重なり北海道最後の日を飾ってくれました。



苫小牧についた時はもう暗くなっていました。

復路: 川崎近海汽船
苫小牧 21:15発→翌日04:45着 八戸
客室: 2等
料金: 11,250 円(大人1名、大型バイク)



乗船後は船内で食事をすませてビールを飲んで就寝。さよなら北海道、またくるぜ!


 8月26日(日)9日目

翌朝八戸についたら、涼しいうちに距離を稼ぎたかったのでさっさと東北道にのって東京を目指します。でもやっぱり日がでたらうだるような暑さ。北海道から戻ってきたばかりで余計に暑さを感じます。ほんとは休憩も少めにいっきに東京まで帰りたかったんですが、途中暑さと眠気でノックダウン。なんだかんだいって早朝出た割には家に着いたのはもう午後遅い時間。んー、フェリーの値段は安くて良かったけど、このルートは結構しんどいな。。


 今回の走行距離は全部で3,043キロでした。道内では大体2,100キロくらい。山積みの荷物を1週間運び続け過酷な旅を故障もなく走り続けたスポはもう愛車でななく相棒だぜ!



 今回のエピソードは長くなってしまいました。最後までお読み頂き有り難うございます。来年も良いバイクライフをおくれますように!!

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