2016年8月22日月曜日

激安スキレット使ってみました

 前回に引き続きキャンプ道具のお話し。今回はスキレットのレビューです。

 
スキレットとは鉄製のフライパンのことです。ダッチオーブンのフライパンなイメージ。

最近ニトリなどで売られている激安スキレット、「ニトスキ」が流行っているようですね。

私も先日立ち寄ったホームセンターで、16㎝のスキレットを発見。598円とかなりお買い得な値段だったので思わず購入してしまいました。

 

ただ家庭用のフライパンに比べてかなり重厚な作り。丈夫ですがそれだけ重い。また中華鍋と一緒で、使い始める前の慣らしや日ごろの手入れが必要なので、使ったことがないとめんどくさく感じます。

実際に使ってみると、思ったほど手間がかからず、予想以上に美味しく料理ができることに満足。

購入後まずやらなくてはいけない事は、よく洗ってから火を通して油を馴染ませる事です。

 

中性洗剤とスポンジで洗って水気を切ります。私の場合は、庭でカセットコンロを使って10分程度空焚き。最初白い煙が出てきますが、落ち着いてきてから火を止めオリーブオイルを表面に練りこみます。

本来はお湯を沸かして沸騰した状態で洗浄したり、油をなじませた後、くず野菜などの油炒めをしてスキレットに油を吸い込ませるのが良いみたいですが、今回はミニマルな作業だけ。代わりにキャンプ場でソーセージと目玉焼きを調理。

 

全然コケつかず、食べ物にも火がよく通り、なかなかいい感じで食べ物が出来上がります。

調理後の手入れは、ストーブや焚き火、ガストーチなどで油汚れや食べかすを焼き切り、さめてから亀の子たわしなどでゴシゴシ。

 

その後は水気を切ってオリーブオイルを薄く塗るだけです。中性洗剤で後は染み込んだ油も落としてしまうそうなので使わないようにします。金タワシはホントはNGなのですが、頑固な汚れには私は使っちゃってます。洗浄後いちど火にかけて水気を飛ばして、少し冷ましてからオリーブオイルを塗ってます。保管は新聞紙などに包んでおくと良いらしい。

 

慣れてしまうと、なかなか使い勝手も良く家でも使うようになりました。特にステーキやハンバーグなどはとても美味しく仕上がります。

この16センチのスキレットのサイズであればあまり気を使わずにキャンプツーリングにも持っていけそうです。重さは約730グラム。

これの1つ上のサイズ、20センチのスキレットもありましたが、私が使っているプリムスのシングルバーナーの五徳サイズでは16センチのサイズが限界かな。

ちなみに笑's b6君にもぴったりなサイズです。が、今のところ炭火よりガスストーブでガンガンに熱くして料理する方が向いている印象。

 

焼く、炒める料理がとても美味しく出来上がりますし、アウトドアな雰囲気も盛り上がります。道具としての愛着も湧いてくるので、これからのキャンプの常駐アイテムとなりそうです。



2016年8月20日土曜日

キャンプ道具: モノポールテント SP by キャンパーズコレクション

今回は夏用に新しく購入したキャンパーズコレクションのモノポールテントのレビューです。 

 


いつもは Coleman Fad X3 (コールマン・ファッドX3) のドーム型テントを愛用しており、居住スペースの広さ、大きい土間スペース、コンパクトな収納サイズ、簡単な設営など私にとってはぴったりなテントなのですが、唯一の欠点は風通しの悪さ。

 


真夏の夜には、標高が高いキャンプサイトでない限りとても暑くて寝ていられません。

そこで目をつけたのがこのモノポールテント。全面がメッシュになっていて通気性はとても良さそう。おまけにとても収納がコンパクトで、軽い上に設営もとても簡単。

スペックは下記の通り:

キャンパーズコレクション
モノポールテントSP(1-2人用) 
MP-2SP(BER)
  • 本体サイズ:幅210×奥行310×高さ150cm
  • 本体重量:2.5kg
  • 材質:ポール=アルミニウム、生地=ポリエステル
  • 原産国:中国
  • 収納時サイズ:幅14×奥行14×高さ50cm
  • 付属品:キャリーバッグ×1個、ペグ×12本
価格 15,400円(送料無料@Amazon)

これに合わせて DOPPELGANGER OUTDOOR グランドシート GS1-222 【2010 × 2010mm】(2,333円、送料無料@Amazon)も購入。

以前このテントは7,000〜8,000円で売られてたこともあったようで、最後の最後まで購入するかどうか悩みましたが、私が求めていたいテントのスタイル、サイズ、収納などの条件を満たしたテントが見当たらなかったのと、それでも15,000円程度と、まだかなりお得感のある値段帯だったので購入を決意。

早速届いた後に、コールマンのファッドX3と大きさの比較。実際に手で持ってみると2〜3割程度小さく、コールマンに比べるとかなり軽いです。

 


タナックスのキャンピングシートバッグ2(拡張してない59㎝の状態)に入れてみても、サイドにコブシ2つ分ぐらいの余裕があります(コールマンはコブシ一つくらい)。

 


ドッペルギャンガーのグラウンドシートもこのテントにピッタリなサイズ。こちらはキャンプ以外にお花見とかにも使えそう。

 


設置はまず最初にグラウンドシートを広げて、テントの向きを決めます。そしてシートの上に、テントのインナーを広げて四隅にペグを打ちます。そしたらポールを差し込むだけ。

 


その後は入り口に合わせてフライシートをかぶせて、フライシートもペグダウンをするだけで終了。



なんとも楽ちんな設営。慣れたら多分5分程度で出来そう。

テントの真ん中にポールが有るで、 中のスペースの使い方にはコツがいるかもしれませんが、1人ならかなり広々と、2人でも余裕あるサイズです。3人以上は厳しいでしょう。前室もそこそこスペースがあるので、バイクブーツやサンダルだけでなく、小さい荷物も置ける位のスペースがあります。

最初にこのテントを張ったのは岐阜県の平湯キャンプ場。こちらは標高が1,000メートル以上ある涼しい場所で、キャンプサイトは森の中。雨の心配もなかったのでテントだけでオッケーな環境でした。

その後にキャンプをした和歌山県の川湯温泉のキャンプ場は木陰の場所が全て埋まってしまっていたので、タープの下に設置。

 


バラバラのブランドですが、背景の深い山の緑とのバランスは良い感じです。

 


テントの中も広く、背丈も十分にあるので圧迫感もなく快適です。フルメッシュも十分に効力を発揮し、とても暑い日でしたが寝苦しいことなく快眠できました。

まだ3泊しか使っていませんので、耐久性はこれから様子見ですが、今のところ目立ったダメージや気になる点はありません。ただしインナーの床の部分の生地はあまり厚くないのでグラウンドシートは必須と思われます。

構造上、雨天時のテントへの出入りは、テントの中へ雨が入ってきてしまいそう。天候が安定しないようなときは、タープで出入口の雨よけとしてカバーした方が良いかと思います。

フルメッシュなので、真夏以外のキャンピングには私の持っている装備では寒過ぎるかもしれませんが、暑い季節用のサブテントとしては★★★★★です。設営も簡単なのでキャンプ初心者にもお勧めできます。

寒いと感じる季節になるまでしばらく使ってみたいと思います。

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