2013年5月8日水曜日

スポーツスター オイル交換の記録 (& 方法)

連休最終日は予定が空いていたので千葉の房総半島ツーリングに行ってきました。ちょっと早起きしてツーリング前にチャキチャキっとオイル交換をしてしまいます。前回はオイルフィルターもミッションオイルも交換したので、今回はエンジンオイルのみ入れ替え。なので、排出して新しいオイルを充填するだけの作業なので20分程度でできる簡単な作業です。

連休前半は伊勢神宮、紀伊半島のロングツーリングにも行き、丁度前回から3,000キロの交換時期。前回は年初の車検時期だったのでほぼ半年振りの交換です。冬の週末はスノボなので距離はあまり伸びませんね。


朝一、近場のガソリンスタンドまで給油に行きがてらエンジンを暖気しておきます。

帰ってきたらエンジン下にあるドレンチューブの栓を取り、廃油受けを置いてしばらくほっておきます。その間にツーリングの準備と朝のコーヒーを。

やっぱり半年振りの交換だからでしょうか。いつもよりドロドロと黒ずんでいるような。。。


抜けきったらドレンの栓を戻してオイルを充填です。最近使っているのはこちら。前は鉱物オイルの黒のボトルを使っていましたが、昨年からレブテック シルバー(PUREオイル)です。


黒ボトルとそれほど走りは変わらないのですが(のような気がしますが)、オイル自体はエンジンに良い用です。ご参考までに以下、AmazonよりRev Tech Pure (シルバー) の説明の抜粋です:

"RevTech Pureは、Harley-Davidson用オイルの中でも最も進化したオイルです。このオイルは、炭化水素の濃度を上げ、汚染物質を除去する効果がある画期的な水素接触分解法を用いて精製されています。精製されたベースオイルは非常にピュアで、透明です。このベースオイルにより、化学合成オイルに近いパフォーマンスを得ることが可能になります。また、腐食の原因となる物質を90%減少させることにより、エンジン寿命の増加をもたらします。さらに、オイルの安定性を高めることで、沈積物を50%減少させ、従来比3倍の耐酸化性を得ることに成功しました。"

値段もベースオイル(黒)と比べて殆ど変わりませんので、やっぱり車体にも私の精神的にもシルバーの方がいい感じですね。

ガッツクロームの通販にてオイル交換セットを購入しています。 エンジンオイル交換のみであれば、エンジンオイル3本と廃油パックのセットでなんと2,199円

ちなみにミッションオイル(ギアチェーンケースオイル)を足したセットで2,829円です。オイルフィルターが1,000円でOリング(ミッションオイルのドレンボルトに必要です)も42円と、オイル系統をフル交換しても4,000円以下で済んでしまいます! やっぱり、オイル交換は自分でするのが一番ですね~。

フル交換は2回の交換のうち1回だけなので、もう一回は今回のようにエンジンオイル交換のみ。エンジンオイル交換だけであれば、スポーツスターの場合(2004年式~)、必要な工具はマイナスドライバーのみです。ドレンチューブの栓を止めているホースバンドを緩めるのに使います。

私のような素人でも簡単に出来てしまう作業ですし20~30分もあれば完了する作業なので、特別な工具も不要なので普段メンテをしたこと無い方でも取り組みやすい作業ではないでしょうか。とっても安上がりですしね。

エンジンオイル交換のみであれば作業はこんな感じです:

1. エンジンの暖気: 10分程度家の周りを走ってくる感じで十分だと思います。
2. ドレンチューブの栓を締めているホースバンドを緩めて(マイナスドライバー)、栓を取りエンジンオイルを抜き取ります。ドレンチューブはエンジン後方の下部をのぞくと(サイドスタンド側から)すぐにそれらしいのが有ります(え、こんなの?ってくらいシンプルなチューブです。車体によっては少々仕様が違うみたいなのですが、大体こんなもんです)。エンジンオイルタンクの蓋を外しておくと抜けがいいです。

廃油パックをチューブの下に置くのを忘れずに!私は5リットルのオイルトレイを利用していますが、廃油パックに直接いれてしまってもOKです。トレイは廃油の状態をみれたりするのであると便利です(プラス、なんとなくプロっぽい 笑)
 

3. ドレンホースの栓を戻してホースバンドで締める:エンジンオイルが抜けるまで5~分くらいかかります。最後はポタリポタリと垂れるのですが、車体を軽くゆすってポタポタがある程度収まったら大丈夫です。車体ゆするさいに廃油パックやトレイを蹴っ飛ばさないように!

4. 新しいオイルを注入:車体右側にあるエンジンオイルタンクの蓋から新しいオイルを充填します。通常、オイルは3本用意します。まず2本は全部入れてしまいましょう。3本目は1/4~1/2程度いれつつ、エンジンオイルタンクの蓋についているオイルゲージで量を確認します。私の場合大体オイルゲージの棒の真ん中あたりを目安にしています。入れすぎると私の相棒はキャブレターがパスンパスンとクシャミする際にエンジンオイルを噴出すので。真ん中が丁度いいあんばいです。
今回写真撮るの忘れたので過去の古い写真ですが、
こんな感じでどぼどぼと入れちゃいます。

※エンジンオイル交換のみのさいですがオイル2本充填した時点で私のバイクのオイルゲージではあとちょっと必要補充が必要なだけの量を指しています。たかが1/4~1/2程度を入れるために新しいボトルを開封してしまうのはもったいない。。。なので、私は邪道ではありますが、前回のオイル交換時に余ったオイルを取っておいてそれを使ってしまっています。一応入れるまでに確認はしますが、開封から有る程度時間経っていても新品にしか見えないくらい綺麗ですしね。なので、今回もエンジンオイルを3本買いましたが、実際使ったのは2本のみと前回あまったエンジンオイルです。 尚、余ったオイルの活用方としてはエンジンパーツのオイル磨きという手もあります(詳しくはこちらのエピソードで)。


前回交換(車検の時) 27,043キロ
今回の交換(2013年5月6日) 30,188キロ 


次回はオイル系フル交換です。ミッションオイル交換はある程度工具が必要なのですが、作業自体はとても単純ですので試してみてはいかがでしょうか?(過去の参考エピソードはこちら)

余談ですがこの間、伊勢神宮・和歌山ツーリングの帰り、自宅近くの早稲田大学近辺で走行距離が30,000キロ突破しました! 2006年式ではありますが、2011年1月に走行距離7,300キロの状態で購入したので、2年5ヶ月で約23,000キロ。冬はスノーボートがメインになるので実質2年なので大体1年11,500キロ程度のペースで乗っている計算です。単純計算で年4回のオイル交換なのでやっぱり自分でオイル交換をした方が経済的ですね。

今シーズンもよろしくな、相棒!


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