2016年7月11日月曜日

ツーリングレポート:伊豆で寿司、箱根で温泉♨︎ 気軽な日帰りツーリング

今年の梅雨は雨が少なく水不足があやぶまれていますが、週末に天気が大崩れしないのはバイカーにはありがたい限りです。

といえどもさすがに梅雨。この週末の土曜は雨の予報だったのでたまった仕事を片付けるために出勤(涙)。午後から天候は回復して、日曜は晴れマークでしたので日帰りでツーリングへ!

ただ、少々疲れ気味の今日このごろ。あまり無理して走らず、のんびりと温泉にでも入って癒されたいなと。

夏でも涼しく、手軽にそこそこ走りを楽しめて、美味しいランチ、そして温泉。。。 んー、富士山方面か伊豆・箱根方面しか思い浮かばん。

最後までプランがはっきりしないままだったので、とりあえず、東名で御殿場あたりまで行くうちに思いつくかな!? と、あいまいなスタートでしたが、行く途中で美味しい海鮮が食べたいとなり行く先決定!いざ伊豆へ!

今回のルートは:
1) 東京インターから東名高速で御殿場
2) 御殿場から138号箱根方面➡︎401号を駆け上り箱根スカイライン・芦ノ湖スカイライン
3) 20号経由で湯河原パークウェイ・オレンジロードに乗り湯河原へ
4) 回転寿し花まる湯河原店でランチ
5) 熱海ビーチラインで熱海に南下➡︎11号で十国峠
6) 20号で箱根峠➡︎芦ノ湖畔に抜けて旧東海道
7) 箱根湯本手前にある天山湯治郷で温泉♨︎
8) 箱根から小田原厚木道路➡︎東名で東京へ

以上、東京インター発9:30ころ、18:00には地元の池袋エリアといったボリュームです。

 

東京方面からですと、西湘バイパス〜東伊豆〜箱根というのがメジャーなルートではありますが、今日は(も?)スタート遅めで、しかも早めに帰宅したいこともあり、to/from の道のりはできるだけ東名経由を活用しました。

その日は珍しく東名は空いてまして、途中海老名SAで休憩しましたが、11:00には御殿場到着。

御殿場ICからは138号を箱根方面へ。山を登ってしばらくすると右手に401号の入り口。目印は風車があるドライブインをすぎて、最初の信号を右折、箱根スカイラインの入り口を目指し駆け上ります。

この401号線、私の中では関東でトップテンに入る私好みの峠道(^ ^) 距離はさほど長くないのですが、タイトなコーナーが連続する林道思わせる道路。スピードが出ない私のバイクでも十分に楽しめる。 ※細い道ですが結構対向車が来るので、ブラインドコーナーでは注意が必要です。

森の中を走りぬける401号線で山頂付近に近づくと、一気に視界が開けて相模湾を見下ろす光景が。右手には日本一の富士山が。

その先に箱根スカイラインのゲートがあります。
そこからの眺めは素晴らしく、富士山の大きさを感じるとても良いビューポイントです。バイクを停める場所もあります。

箱根スカイラインに続き芦ノ湖スカイラインになるんですが、両方とも中高速のコーナーが続くとても走りやすい気持ちの良い道路です。標高が高いだけあって夏は涼しく過ごしやすい。この時期にはぜひ走りたい道路。膝を擦りながらさっそうと走り抜けていくスポーツバイクが多いので時々ミラーを見ながら後から近づくバイカーには合図して先に行ってもらいましょう。

前半の箱根スカイラインは、合間から駿河湾そして富士山が見え、後半の芦ノ湖スカイラインは芦ノ湖を見下ろす絶景を物休憩所があるとても贅沢なスカイラインです。

 

箱根スカイラインの途中には、ビューポイントである三国峠展望台。

 

当日はあいにく富士山は雲の中でしたが、駿河湾を見下ろすスケールの大きい絶景が眼下に広がります。

 

なんといっても401号から箱根峠まで全く信号がないので、観光渋滞が頻発の芦ノ湖の湖畔側でイライラすることもありません。

箱根スカイラインは250円、芦ノ湖スカイラインは260円、計510円かかりますが、あの夏の清涼感と景色、それから走りを楽しむと考えれば決して損では無いかと。

 

芦ノ湖スカイラインの料金所をぬけていきますと箱根峠。そこから20号を箱根ターンパイク、湯河原パークウェイ方面へ。次の目的地は湯河原にあるお寿司屋さん。

箱根ターンパイクから大観山、75号(通称 椿ライン)の峠道が401号に負けない位の峠道でとてもご機嫌なルートではありますが、今回は時間の関係でなだらかで最短で湯河原に抜けれる湯河原パークウェイ(有料道路330円)を利用。

 

湯河原パークウェイを抜けると、素敵な旅館が続く情緒ある風景に。

 

そのまま降りていくと途中オレンジロードの看板が出てきます。これといって特徴のある道路では無いんですが、こちらの方が多少早く湯河原に着くはず、たぶん。

この頃にはお腹も空いてきて、早くランチにありつきたい(´Д` )

伊豆に来るとよく来るのがここ: 「伊豆の回転寿司・花まる 湯河原店」

オレンジロードから75号左折、湯河原駅を通り越して135号にぶつかったら左に行くとすぐです。

西湘バイパスまたは小田原方面から来る場合は、真鶴道路の終点地点過ぎてすぐの所。

回転寿司ではありますが、地元でとれる魚を多く使っているようでネタは良く、何より観光客プライスの店が連なる伊豆ではかなりリーズナブル。ここのアラ汁はボリュームで食べごたえ(飲みごたえ)ありです。魚のおすすめはやはりタイなどの白身でしょうか。どれも美味しく、1,500円から2,000円ぐらいあればおなかいっぱいになります(昼は大食いしないので、個人差はあるかもしれませんが(´Д` )  このあら汁と茶碗蒸しで結構お腹が先に満たされちゃうんです(´Д` )

 

食事後、この辺まで来ると東京から約140キロから150キロぐらい走行のはず。このお寿司屋さんの近くには2件ほどセルフのガソリンスタンドがあるので、今日の行程で言えばこの近辺で給油しておけば帰宅まで給油の心配はありません。

お寿司屋さんを後にして135号を南下。すぐに左手に熱海ビーチライン(200円)の入り口が出てきます。

この有料道路は距離が短いですが、海のすぐ側を走り抜ける景色が抜群な道路。風が強く波が高いとたまに波飛沫が飛んできます^^;

ここを通らないで135号をいくと結構遠回りになってめんどく、交通量も多いのでちょっとイライラする感じに(´Д` ) 個人的にはこちらのビーチラインがオススメ。

熱海のビーチ沿いを通り抜け、11号を経由して再び山の中に戻ります。熱海ビーチラインから来るとちょっと11号まではわかりにくいんですが、来宮駅を目指していくと11号が見つけやすいかと思います。

この11号を伊豆スカイライン方面に。そこから20号に乗り換え箱根峠方面に。今回は久しぶりにその途中にある十国峠で一休み。

 

そのままいくと、お昼前に通り抜けた湯河原パークウェイ、箱根ターンパイクの入り口に戻ってきます。ここからまた箱根峠方面に向かい、旧東海道に入ります。

その途中、今回は旧東海道沿いの甘酒茶屋に立ち寄りました。いつも通り過ぎるだけでここによって見るのは初めてでしたが、中には囲炉裏もある作りで歴史を感じるなかなか良い茶屋でした。

 

 

そのまま旧東海道を下って行きますと、箱根湯本の手前近くにある、関東近辺では私が1番好きな日帰り温泉地、「天山」が左手にあります。


 

入り口も、もちろん施術の中ももとても綺麗、新しいけど洗練されすぎていない。とてもセンスがあり品もある雰囲気だけど、お高くとまっていないし、丸出しな地元感もなく程良い異空間、程良い観光気分、程良い癒しに、程良い湯加減。都内でいうと1人でも気軽に立ち寄って呑める居心地の良いバー、みたいな。私のバイクツーリングの最後の、また週末の最後の楽しみ。

ここのお風呂は野天風呂が主。ちょっと熱めですが柔らかい泉質、熱くなったらベンチに座って風に当たり。お風呂は短めな私でも、ここでは結構ゆっくりとお湯の中で過ごしています。

料金が1,300円とちょっと高めの値段設定ではありますが、いつも倹約ゾンビのような生活の自分に対してのちょっとしたご褒美と言う感じでしょうか。ちなみにゴロンと横になれるお座敷もありますし、ここで軽く一眠りをしてくもよし、またはここでのんびりして帰りの渋滞時間を避けると言うのも有り。

ここからは小田原厚木道路の入り口も近いので東京方面に帰るのもとても便利。

その日は厚木のジャンクションでバイクと車の横事故があったせいで、ジャンクションから大渋滞(´Д` ) 

だがしかし、お風呂で元気を取り戻した体にすり抜けの神様が降りてきた。すすいのスイーと渋滞をかわし、大幅な車線規制で行楽帰りの車のほとんど足止めしていたジャンクションを抜けたらそれまでの渋滞が嘘のよう。

結果的には6時ごろには地元に帰れちゃってました。

今日の走行距離は約280キロ。気持ち的にも、時間的にも、体力・心にも余裕ある、久しぶりに伊豆・箱根も堪能できたツーリングでした。


ページビューの合計

Translate