2013年11月19日火曜日

続・冬装備:オーバーパンツ/ レビュー(NANKAI オールウェザー オーバーパンツ)

今回のエピソードは先週購入したオバパン、『NANKAI(ナンカイ) オールウェザー オーバーパンツ』のレビューです(前回の購入編はこちら)。

今週後半から伊勢神宮ツーリングに行くために購入して、レビューはその後にしようかと思っていましたが、この週末は秋晴れの暖かい紅葉ツーリング日和。昨日の土曜日に出発時間は遅かったですが道志~山中湖方面へ日帰り紅葉ツーリングに出かけました。


以下、テスト環境です:


日時: 2013年11月16日(日曜日) 9:00~19:00

天候: 晴れ
テストエリア: 道志みち(R 413) in 神奈川/山中湖 in 山梨/中央高速上り

この日は風も少なく快晴。日中はとても日差しが気持ちよく感じる気候。オバパンのテストにはちょっと昼間は暖かすぎました。

渋滞の中央高速を抜けて昼前に相模湖ICから道志みちに抜けていきます。11時頃の相模湖の気温は14℃でした。この時点ではオバパンの出番は無し。フル装備では暑いくらいです。


道志みちに入り道志村に入った頃から少しずつ気温は下がってきました(たぶん森林と標高のため)。


今回は防風ジーンズを穿いてはいましたがヒートテックをその下に穿くのを忘れてしまっていまして、道志みちに入ってからはちょっと肌寒い感じになってきたので、軽めのランチを道志みち道の駅でとった後、ここで折角なのでオバパンを装着してみました。


この日は天気も良かったので道志の道の駅は多くのライダーの姿が見られました。その中でオーバーパンツ装着率は2割くらいでしょうか。

割と厚めの生地ですがやわらかく、思っていたよりはモコモコしません。身長 180 cm、体重 65 kg 細身体系ですが(普段はウェスト80 cmくらい)ですが、LLサイズでウェストと丈も丁度良かったです(丈はライディングポジションでも足が出ないようにちょっと長め)。



とりあえず、着たこんな感じです。
モデルがしょぼいのはご愛嬌 (汗)




まだ真冬でないのに、ほぼ完全装備ですが。重ね着の雪だるま状態っぽくはないのはよい。


後姿は下半身がちょっとモコモコっぽいですね。


ライディングポジションではこんな感じ。新調した『コミネ KOMINE ネオプレーン ウォームマスク』 もしてます。オバパンは丈が長めなので、ライディングポジションでもブーツがきちんと隠れます。また、裾がベルクロで絞まるのでずり上がりもせず風もシャットアウト。



気になる性能は。。。バッチリでした!これは暖かいですね~!履き心地も問題なし。お尻もツルツルとシートの上で滑ることもあまりなかったです。とはいえ、14時ころの山中湖の気温は10℃くらいあり、どちらかといえばまだ暖かい方。

その後のんびりと山中湖で時間を過ごし、夕方に山中湖の紅富士の湯に立ち寄りました。現地を17:00過ぎに出発。この時の気温は6℃。帰宅後気象庁の記録を見ると山中湖は18時には2.6℃、19時には1.8℃まで下がっていたそうです。山中湖は標高が1,000mと高い場所にあるので気温は都内と比べると5-6℃は違ってきます(夜間はもっと違います)。


山中湖IC経由で中央高速へ。この区間が今回のツーリングで一番寒い区間でオバパンのテストにはピッタリな条件でした。こちらの結果も良好。ベルクロでズボンの裾をピッタリと調整できるので風の巻き込みもなく、高速走行でのバタつきもまったくなし。暖かくとても快適でした。なんでもっと早くにこのアイテムをゲットしていなかったんだ!ってほどいい感じです。


なお、『コミネ(KOMINE) レインオーバーグローブ』 も山中湖~中央高速談合坂SAの区間を利用して手の防寒対策。この程度の気温だと指先の寒さも殆どなかったです。今度は5度を下回る中で1時間を超える高速走行するのでその際はどれくらい耐えてくれるでしょうか。オバパンで下半身の体温低下はほぼ無くなったのでその分暖かい血流が指先まで回り指先の凍え回避につながるかな?


今週金曜の早朝に伊勢神宮ツーリングに出発しますが(東京を午前3時頃予定)、現時点での天気予報は晴れマークです。往路の寒さの山場である御殿場エリアは最低気温3℃。東名高速の御殿場の前後のエリア、秦野と富士の最低気温は6℃くらいの様なので、御殿場エリア通過をする40~60分程度フル装備で乗り切れればというところですね。今回のテストで防寒装備の手ごたえアリなので心の余裕がでました。


ということで、『NANKAI(ナンカイ) オールウェザー オーバーパンツ』、値段(送料込
¥4,130@Amazon)、パフォーマンスともに満足なので「★★★★★」 です。

もう冬のライディングではオバパンは手放せなくなりそうだ。



にほんブログ村 バイクブログ キャンプツーリングへ  にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ

2013年11月15日金曜日

BT Multi-Interphone (インカム) レビュー & ヘッドホン改造

今回は 『BT Multi-interphone』 についてです。

インターコム (インカム) が気になる。というか購入してました。もう8ヶ月も前になりますが(笑)

インカムは以前B-COMを持っていたのですがヘルメットを落とした際にジャックの部分を破損。メーカーに問い合わせるも修理出来ないということであきらめていました。


ただ配線無しでiPhoneと連動して音楽やナビのアナウンスが聴け、なおかつグローブをしたまま音量や曲の選択(先送り、戻し)が出来る環境はB+COMを利用して以来ツーリングでは欠かせなくなっていますので、昨年デイトナ製の『聴くだけブルトゥース』をゲット。こちらは商品名の通り聴くだけの機能をもったアイテムですがソロツーリングにはこれで十分です(これについてのエピソードはこちら)。


最近ではほぼソロでのツーリングがメインだったので「会話・通話」の必要性が無く『聴くだけブルトゥース』で間に合っていたんですが、最近まれにタンデムをする機会がでてきたので久々に会話も出来るインカムの便利さを思い出しました。


タンデム時、インカムが無くても下道なら低速走行時や信号待ちなどで簡単な会話は出来ますが、高速となると身振り手振りで何かと面倒くさいです。ソロでもタンデムでも『聴くだけブルートゥース』でiPhoneから音楽を飛ばして聴いていたのですが、同乗者からの呼びかけに気づかなかったりするんですよね。いちいちボタン押して音楽停止させるのも面倒だし、話しかけられたとしても内容をとくに確認せずにとりあえずうなずくということもしばしば(笑)。


だからといって、B-COMを再度購入、しかも2台もなんて無理です。かなり高額なアイテムですし。そんな資金の余裕があるのなら新しいリアショック(OHLINS)かフロントブレーキ(BREMBO)に交換したい。あ、できればヘッドライト(HDのLEDタイプの)も変えたいし。。。


その矢先ネットで激安なインカム (インターコム) を発見。インカムを探す上での条件としてはBluetooth対応であること、通信・対話の時に自動で音楽が停止して通信終了後に自動で音楽が再生されること、プラス値段が安い。今回ネットで見つけた商品はこれらの条件を満たしています。っていうか、値段がペアのセットで5,580円(税込 5,859円) とは安すぎ!?


ブランド名などは無く、商品名は 『BT Multi Interphone』 とだけあります。これで検索すると、ヤフオク、AMAZON、楽天などでわんさかと出てきます。


安すぎて不安だったので、口コミや他の人柱になって頂いている方々のブログなどを参考し検討し。。。いろいろリサーチして、商品自体はまあまあ使えるということが分かりました。


レビューによる懸念材料としてはヘッドホンがイマイチで音量を上げると音が割れ、120 Km/hrまで通話/対話可能といいつつも実際は80-100 km/hが限界らしい。


さらに初期不良や商品にあたりはずれが有るという、『made in China』のあまりよろしくない品質レベルのイメージがそのまま当てはまる感じでしょうか。まあ、この価格なのでそこらへんは理解の上での購入しなければいけませんね。逆に言えば他の製品、B+COMとかの製造元はこの圧倒的に安い価格を見習って欲しいですな。


でも、いくら安い外国製品といえども購入して最初から壊れていたら話になりませんので、AMAZONや楽天などの返品などがしっかりした通販を通して購入を考えていましたが、結局値段の安さに負けてヤフオクにて購入。


出品者の業者の説明は『この商品は検品し確認してからお送りしております。交換・返品対応は一切できません。いかなる場合でも有償になります。ご理解の上ご入札下さい。』とありました。はい、きちんと読んでポチリました。それにしても「僕のところへ届く商品に限って初期不良なんて有る分けない」みたいな根拠の無い理由はどこからわいてくるのでしょうか。





商品:バイクインターコム(インカム)2台Bluetooth対応500M通話★A05A 2

落札合計(税込):5,859円
送料(税込):945 円
代引手数料(税込):630 円
合計金額(税込):7,434 円

ちなみに、この出品業者の支払方法は佐川の代引のみでした。


まず、デザインはそれほど悪くないです。操作もシンプル。日本語の説明書が入っていますが、なんだか自動翻訳の初期型を使ったみたいな文章で、なかなかお茶目です。


そして数回利用してみました。音質は期待していませんでしたが、音量を最大にしなければ音質は聴ける範囲です。どちらにしろジェットヘルだと風切り音が有るし音質はそこまで求めてなかったのでこれはこれでOK。でも音量は最大にすると音が割れて不快な音となります。

BluetoothなのでiPhoneから音楽とナビ音声をリンクして飛ばしてるのですが、残念なのは音量。。。このBT Multi-interphone を通すと音量が全体的に低くなるようです。でも音量最大にするとヘッドホンスピーカーの音が割れるし。なので、ジェットヘルだと80~90 km/hが限度か。100 km/h超えるとほぼ集中しても聞こえません。音質、音量、会話時のクリアさなどはやはりB+Comが圧倒的にいいですね。。。


バッテリー寿命は合格。1日のツーリングならほぼ問題なし(ランチや観光中の長時間利用しない場合は電源落として)。USB充電可能なので、いざとなったらモバイルバッテリーかバイクのUSB電源で充電対応も出来ます。


それと防水とあるものの、やはり試すのは勇気が要りますね(笑)今の所雨天時は外しています。


なにより値段が値段なので、あまり気を使わないで扱えるのがいいですね。下道での会話用と割り切ってしまえば良いアイテムです。


値段が値段なので、改造も。。。。 全然きにならんぜってことで早速いじってみました。


ま、このインカムでは定番のヘッドホンスピーカーの移植です。移植元もこれまた定番のaudio-technica イヤフィットヘッドホン ATH-EQ300M (¥708 通常配送無料 by Amazon)。


改造には半田ごてが必要となりますが。。。あったかな?最近では100円ショップでも手に入ると聞いていますが。。。と、ごそごそと工具箱を探していたらでてきました。多分小学校の工作(ラジオとか作るのが流行っていた頃)で買ったときの年代物ですが、まだ使えました。改造の詳細は他の方のホームページやブログでわんさか出ているのでここではダイジェストのみ紹介。




ナイフを使いホタテの殻むきみたいな要領でケースを外します。右側はヘッドホンのみなのでATH-EQ300Mのケースをそのまま流用することにしました。




むやみに外してBTの安っぽいケースに入れるよりは、そのまま使えるのであれば配線だけ処理して使った方が絶対に音がいいはず(ちなみにやっぱり音はその方が全然良かったです)。

左側はマイクが付いているし、この配線がなんとも貧弱です。BTの元々のケースにはマイクを固定する溝がついているので、この貧弱そうな配線と接点を守るためにもBTのケースを利用しました。


なので左側はスピーカーの完全移植オペレーションが必要。といってもATH-EQ300M のケースをペンチでペキペキと破壊して中身だけ取り出して移すだけですが。ATH-EQ300Mのスピーカーの方がBTのオリジナルのスピーカより薄いので、ヘッドホンについていた(そして不要になった)耳に当たる部分スポンジカバーを円形に切り抜いてスピーカーの後ろ側にクッション・スペーサーとして入れています。




で、さっそく視聴してみますと。。。ふむふむ音質はなかなかいい感じになりました。音量は、、、劇的には変わってないかな。音質が良くなった分、音量最大にしても音割れはなくなりました。なので、その分きこえやすくはなっているはず。


会話ができるというのは同乗者にしてみれば快適性、利便性、楽しみが増えて、よりライディングが楽しくなることまちがいありません。眠気対策というのもあるでしょう。ただ高速移動が多く、会話も高速道路上が多いようであれば、もうちょっとグレードの良いインカムをおすすめします。といっても、私のバイクは比較的騒音が大きい(排気音やメカノイズ)車体ですし、しかもジェットヘルでの利用なので、騒音が静かめなバイクやフルフェイスでの利用であれば使い勝手はいいかもしれませんね。


ソロツーリングでマイク利用の必要が無く、Bluetoothでスマホと連動して音楽やナビ利用するだけであれば、このBT Multi-interphone よりデイトナの聴くだけブルートゥースの方が断然おすすめです。聴くだけブルートゥースで付属のヘッドホンじゃなくてカナルタイプなどの密閉度の高いイヤホンなどを使えば時速12ホニャララkm/h以上でも、全然問題無い音質ですし、操作性もかなり良いです。プラス、単4電池を利用するのでバッテリーがなくなった時の対応も楽。

とわいえ、今回折角BT Multi-interphoneをいじったし当分はこちらを利用して様子を見ます。今回の改造で100 km/h 前後の走行で快適に使えればと期待しています。伊勢神宮ツーリングが控えていまして、どちらにしろこの長距離区間だと100 km/h くらいでのんびりと燃費走行しないと給油回数が増えてしまうので。。。

Door to Doorで伊勢まで470 kmくらい。私のスポのタンクが12.9 L。。。


東京の自宅から伊勢神宮までの区間の中間地点(東名高速上) のガスステーションが有るサービスエリアですと新東名の『浜松SA』が有ります。浜松SAは東京インターから223 KM、自宅からですと244 km。


244 km ってことは、約 19 km/Lの燃費走行で行けばギリギリ行ける。でも「ギリギリ」では困るので(汗)、私のスポの平均燃費である21 km/Lくらいでの走行ができれば一安心というところですね。100 km/hでガマン、、、じゃなくて、のんびり行けば(汗) 24~25 km/l 位の燃費になるかな??



にほんブログ村 バイクブログ キャンプツーリングへ  にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ

2013年11月11日月曜日

今シーズン 2013 の冬装備:『オバパン』です。

秋。峠エリアや北部では紅葉もピークを迎えるところも出てきて、ピリッと冷たい空気が気持ちいライディングシーズンがやってきました。

11月22日~24日の3日間、ここ数年恒例となっている11月バースデーウィーク伊勢神宮ツーリングを今年も予定しています。

11月下旬ともなると冬の気候に近いのですが、天気が良い日の日中はそこそこ気温もあがりライディングには丁度良いです。

昨年は昼まえに東京出発したのですが三重県に入ったあたりで日没(途中のSAでiPhoneでその日の宿を探していたら、思った以上に時間がかかって気づいたら夕方に、、、(´Д`)。やはり、夕方からの冷え込みはきつく、レインウェアを重ね着してもやっぱり寒かった。今回の出発予定は平日の22日(金)。高速のETC深夜割引(50%)を活用するには、東京インターから東名に午前4時前(厳密にはインターの先の料金所を通過)に乗る必要が。。。まあ、都内は何とかガマンするとしても、こんな早い時間に出てまともに走行していたら一番寒い時間帯に、今回のルートの寒さの山場でもある御殿場エリア通過となります(((;゚Д゚)))

ちなみに私の通常冬装備は:




【頭部】
ジェットヘル(通年一緒のメットです)、フェイスマスク
【上半身】
革ジャン、マイクロダウン(ユニクロ)、フリース(ユニクロ)、ロングTシャツ&Tシャツの重ね着、ヒートテック、冬用グローブ(手首も隠れる長さのガントレットタイプ)
【下半身】
防風ジーンズ(エドウィンWildfireシリーズ)、ヒートテック(たまにスノボ用のパッド入りタイツも併用)、厚手靴下、エンジニアブーツ

加えて、マイクロダウンの内側に貼り付けタイプのホッカイロを8~10枚くらい貼り付けています。関東近辺であれば、必要に応じてレインウェアなども着こめば、大体これでサバイブできます(夜は寒いですけどね)。

注意点としては:

1) 風の進入を防ぐ
高速走行となるとありとあらゆる隙間(ジッパーとか、襟、袖口、ズボンの裾、背中)から冷気が進入してきます。バイク用のジャケットはその点を考慮して出来ているので、ジッパーに直接風が当たらない、もしくは風が入り難い構造になっていたり、袖も長めに出来ている(ハンドルに腕をリーチしても手首が露出しないなど)し、背中の部分も出にくくなっているなど、冬はやはりバイク専用のジャケットがおすすめです。手袋もガントレットタイプが袖口からの風を防いでくれるのでおすすめ。ズボンは、これは冬に限らずですが、バイク用は数センチ長めの丈にしとくと、バイク乗車姿勢でも足首・すねが露出しづらいです(スポーツスター、アメリカン、クルーザー系には)

2) ダウンジャケットはアウターの中に
保温性が高いダウンはアウタージャケット(革ジャンとか)の内側に着ることで体温を維持してくれます。ただ、ダウン自体は発熱しないので、ホッカイロなどを併用すると効果があがります。この時期、私は8-10枚くらいを一回のツーリングで使っています。

3) こまめな休憩
バイク乗車しているかぎり、一度冷えてしまうとなかなか体温回復とは行きません。完全に冷え切ってしまったら走行ペースが上がらないとしても、休憩所で暖をとるようにしています。

最近では普及しているグリップヒーターやヒーティングジャケット・パンツなどがあればとても快適なのですが、個人的には本当にヒーターが必要って思う次期は1月、2月あたりのみ。年数回のライディングのためだけには大きな支出ということもあり、これらのアイテムの導入は考えていません。

基本的には日中移動を予定しているのですが、やはりバッドコンディションも想定して装備をしたい。やっぱり寒いのはキツイ。ということで今回はある程度装備を追加しました。出来るだけ予算は抑えて。

今回の追加冬装備は以下の通り:

アイテム【1】 オーバーパンツ

スタイル重視と行きたいところですが、年齢の性でしょうか、、、乗ってる姿なんて最近あまり気にならなくなっています(涙)。でもやっぱり少しでもスタイリッシュにしたい。そんなことを考えつつ、今回初めてオーバーパンツを購入。候補としては、

候補1) ナンカイ(NANKAI) オールウェザー オーバーパンツ (¥4,130 通常配送無料 by Amazon)




候補2) ラフ&ロード イージーラップオーバーパンツ ブラック (¥4,020 通常配送無料 by Amazon)





ナンカイの『オールウェザー オーバーパンツ』はズボンの上から穿くいわゆる通常タイプのオーバーパンツ。ちょっとボテっとなりそうなスタイルと、穿く際にブーツを脱が無きゃいけないなど、防寒性能はぴか一ですが、利便性とスタイルが犠牲に。『ラフ&ロード イージーラップオーバーパンツ』は、チャップスタイプで穿くというよりは足にベルクロで巻きつけるというタイプで、携帯性、利便性などもある。ただし、薄手なので肝心な防寒性は100%期待が出来ない(けど装着しないよりははるかにいいはず)。両方とも購入者のレビューがいいですし、値段も同じくらいなので、この2商品に絞って検討を重ねましたが、結局は本来の目的である防寒性能を重視してナンカイのオールウェザー オーバーパンツにしました。防水性もありレインウェアのボトムとしても使えるので、通常のレインウェアボトムと入れ替えることで積載・携帯性もカバーできるというのも決め手となりました(ラフ&ロードのは結局雨具のボトムも持っていかないといけませんしね)。ちなみに身長180 cm, 体重65 kg, ウエスト80 cm 前後の痩せ型です。LLサイズを購入しました。

アイテム【2】 フェイスマスク

ジェットヘルなのでフェイスマスクは必至アイテム。基本的にはネックウォーマーみたいので十分なのですが、乗っているとずり落ちたり、はいた息の蒸気がこもりシールドを曇らしたりします。今回はネオプレーン素材のフェイスマスクです。昨年も同じようなの使っていたんですが、スノボに行った時に紛失。。。このタイプは鼻の穴の部分が空いているので蒸気がこもり難い構造です。安いので紛失・破損してもダメージは少ないこちらをゲット。

コミネ KOMINE ネオプレーン ウォームマスク (¥1,260 通常配送無料 by Amazon)




アイテム【3】 グローブ

冬のライディングでバイク乗りがかならず悩む指先の凍え。ロングツーリングにおいてこればっかりはヒーティンググローブでもしてない限り、どんなグローブを装着していても防ぎようがないですね。私も多くのライダー同様にハンドルカバーには抵抗がありますし。
昨シーズン導入した『コミネ(KOMINE) レインオーバーグローブ』 を活用予定です(昨シーズンのこの手袋のエピソードはこちら)。


なのでスタイルは昨シーズンと一緒。後は、ホッカイロなどを手首付近のジャケット内側などに貼り付けて手に回る血流を暖めるか。。。昨年はあまり冬のライディングでの出番が無かったので、今回改めてロングツーリングでその成果を試します。

ハンドルカバーに抵抗があるといいつつ、『コミネ KOMINE 09-085 ネオプレーン ウォーム ハンドルカバー 左右セット (¥1,785 通常配送無料 by Amazon) 』がとても気になる。Amazonのレビューを見る限りかなり防寒性はいいみたいだし、スタイルも妥協の範囲内か。。。



気象情報記録を見ると、三重県津近辺の昨年、2012年11月21日は最高気温15度、最低気温9度。静岡県御殿場近辺は最高18度、最低7度。日中だったら通常のウィンターギアで十分すぎる暖かさ(というかフル装備だと暑い)ですね。今回は早朝3時ころに出発するので、日が昇って気温が上がるまでの間はフル装備。午前4時の高速深夜割引さえ抑えてしまえば、後はだらだらとサービスエリアでこまめに休憩しながら走れば自然とお日様も気温も急上昇。昼頃までに伊勢市に到着を目標としています。

アイテムのレビューは後日帰ってからアップしたいと思います。

って、オーバーパンツとか買っている予算があるなら通常料金払って日中暖かい時間に走ればいいじゃん。。。なんてことはもちろん後から気づくわけです。。。(´Д`)

にほんブログ村 バイクブログ キャンプツーリングへ  にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ

2013年10月6日日曜日

キャンプ用品レビュー:『Trangia ラージメスティンTR-209』&『EPI ポットスタンド A-6602』

今週末は伊勢神宮へ式年遷宮を見に行く予定でしたが悪天候のため中止´д` ;  屋内でキャンプ道具いじりです。


今回は、『Trangia ラージメスティンTR-209』&『EPI  ポットスタンド A-6602』のレビューです。


主に鍋料理を想定してラージメスティンを購入してみました。重量が増える鍋物。バーナーのネックへの負担を避けるために(あと重心が高くなるとひっくり返しやすくなりそうなので)ポットスタンドも投入です。

先週行った平湯キャンプ場でデビューさせて、夕飯に肉豆腐を作ったのですが周りが暗すぎて写真が上手く撮れませんでした。なので、今回改めてブログ用に屋内で使用して検証しました。


ラージメスティンTR-209
メーカー:Trangia (トランギア) 
容量:1350ml
材質:アルミ(無垢)製
重量:270g
容量:1350mlサイズ:20x13x7cm
参考価格: ¥2,310
Amazon価格:¥1,891
国内配送料無料


EPI  ポットスタンド A-6602
メーカー:EPI(イーピーアイ)
使用時:175H×165D×250mmW 
収納時:21H×165D×250mmW
重量:350g
材質:ステンレス
耐荷重:5kg
参考価格: ¥1,680
Amazon価格:¥1,226
国内配送料無料

折り畳むとこんな感じです:


ラージとスモールのメスティン親子を並べてみました。こう見ると大きさが全然違います。


ちなみに親子重ねて収納が可能です。この状態で蓋もきちんと閉まります。


ラージメスティンをポットスタンドに乗せるとこんな感じです。ポットスタンドの大きさは十分ですね。耐荷重5キロと作りもしっかりしているので、フライパンやつの鍋をおいても大丈夫だと思います。プリムスナノストーブ P-114を下に入れてみました。ナノストーブは小さくて高性能、携帯にも便利ですが、火が一点に集中するのでラージメスティンだとまんべんなく火が通り難いと思います。またラージメスティンより小さい上物だとポットスタンドは使いづらいか使用できません。


次にコールマンのスポーツスターIIです。こちらは高さも火のまわり具合も良さそうです。


ランチを作りがてら使い勝手を検証してみます。まずはスポーツスターIIの着火の儀式、ポンピング。20回程度ポンピングしてライターで着火。そしたらさらに30~40回くらい青い火が安定して出てくるまでポンピング。


コールマンのスポーツスターIIは火力は十分ですが、細かな火加減の調節は不得意で、弱火、とろ火はほぼできないです。

いい感じでラージメスティン全体を過熱していますが、これでは料理をするには火力が強すぎます。特に鍋料理をする際はそこが焦げ付いてしまうでしょう。


そこで下記の写真のようなメッシュ地の網を間に挟みます。
するとある程度火力は分散されます。これぐらいまで調節すれば鍋料理は問題なさそうです。


今日のランチはパスタです。800 CCの水を沸かしてみました。お湯を沸かすだけなのでメッシュ網は無しです。約4分少々で沸騰しました。


お湯にスプーン1杯分ぐらいの塩を入れます。パスタは100グラム。半分に折って使用します。


下の写真はメッシュの網なし(直火)での沸騰しているところ:


下の写真はメッシュの網を使用。直火でもお湯は吹きこぼれませんでしたが、メッシュを使った方がいい火加減。


パスタのゆであがり。メスティンの蓋を使うとうまくお湯が切れます。


お湯を切った後オリーブオイルをかけてよく混ぜます。今回は手軽にアラビアータのレトルトです。


キャンプ場で面倒な時はソースを直接パスタにかけてパスタ湯きり直後の余熱で、混ぜてそのまま食べてしまいます。パラメザンチーズを振りかけて出来上がり♪


これからの季節、キャンプの夕食は割と冷めやすいバーベキュー料理より温かく暖もとれる鍋料理いいですね!寒空の自然の中で湯豆腐と日本酒、想像するだけでも楽しみです。

それにしてもレトルトパスタの調理方法紹介してどうするん´д` ; 



にほんブログ村 バイクブログ キャンプツーリングへ  にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ

2013年9月29日日曜日

パパサン(XL883)の燃費について

夏があっという間に過ぎたと思ったら、9月ももうおしまい。すっきり秋の空気です。

9月最終の週待つに久しぶりにキャンプツーリングに行ってきました。バイク系ポッドキャスとで、今となっては大御所の『旅バイク』の開局4周年記念ということで、ポッドキャストホストのRatさん主催のキャンプイベントです。


数年前にこのポッドキャストで取り上げられるキャンプツーリングのお話が私自身キャンプを始めるきっかけにもなったこともあり、記念日をお祝いしたく参加しました。

場所は、岐阜県上高地エリアにある平湯キャンプ場。バイカーには結構知られている場所ですよね。いつも行こうとすると天候が悪くキャンプした事は無かったのですが、この週末は雲一つない快晴、無風といったバイクの神様が降りてきたような、今シーズンでもトップ3に入るであろうバイク日和。念願かなてキャンプ場にもテントを張ることが出来ました。

久々の遠出という事もあり、また高速や峠を沢山走ったので相棒スポの燃費を改めて確認出来た良い機会でもありました。

以前は給油時にガソリンの量と走行距離でおおまかに計算して大体の感覚でしか覚えていなかったのですが、実は今年の3月からiPhoneのアプリを使ってしっかりと計測をしているのでした。使用しているアプリはYAMAHAが配信している『つながるバイクアプリ』です。走行距離メーター、給油日、給油量、料金を入れて燃費を計測し、記録に残せるというシンプルな内容。


平均燃費や総給油量(娯楽のためにこんなに天然資源使ってるんだと、ちょっとシュンとなりますが)とかが見れて便利。

高校からの友人が関わっているアプリだったので試したら結構これが使えるんですね。
使い方もシンプルで。他にも沢山機能が有るんですが、そちらは有料みたいなんで。。。取りあえず燃費計測だけしています。

今回のツーリングは、往路は東京の豊島区エリア発〜中央高速〜長野自動車道・松本IC〜安房トンネル〜キャンプ場、復路は安房峠(トンネル使わず)〜松本市内〜ビーナスライン〜諏訪南IC〜中央高速〜池袋、といった具合です。往復で590キロ。

燃費は以下の通りです:

車体: 2006年式 XL883 Sportster

マフラー:北米仕様純正バロニーカット
エアクリーナー:S&S Teardrop 
キャブ:純正CVキャブ + 45Degree社によるFull Tune加工
SJ: # 50
MJ: #160
ミクスチャー:1.5回転

①首都高・中央高速下り・長野自動車道松本IC : 23.3km/L
( 高速では都内は渋滞中はすり抜け時50〜60km/h、それ以外は110〜120km/hで走行したと『想定』!?します...汗)

解説:都内は池袋から八王子辺りまでは込んでいてペースがあがらない状態。それ以降は松本まではスムーズでした。中央高速の下りは諏訪湖まで登りが多い区間なので、この燃費の記録を残せたのは今後の旅行プランをする上で役立ちそうです。登りの道でありながら、この巡航スピードでそこそこ良い結果なので満足。

ちなみに、以前『想定巡航スピード』の平均30〜40 xx (汗)ほど上げて走った池袋〜山中湖の区間で14.7km/Lといった燃費ワースト記録が樹立されたとの報告もあるようです(汗) 山中湖までの再短時間は更新されましたけど。なので120ほにゃらら以上、特にフルスロットルが長く続くと燃費はいっきに落ち込むようです。

②行きは松本IC〜国道158号〜安房トンネル〜平湯キャンプ場、そして帰りは安房峠〜国道158号〜松本市内: 22.6km/L

解説:松本ICからキャンプ場までは、市内を抜けた辺りからはなだらかなワインディング。大型バスが多いのでペースは速くないが、大体50〜60km/hだったかと思います。このレンジのペースだと一番燃費が良いはずなんですが、思ったより燃費が伸びなかった。考えられる理由としてはキャンプ場は標高1,300mで、走ってたら気づかなかったが自分で思っていたより登りがキツかったのではと推測します。帰路で走った安房峠のワインディングもアップダウンがきつく、急カーブが多いのでほぼローギアで走り抜いたというのも燃費低下の要因か。往復で距離はそこまでないので、現地で走り回るので無い限り行きに高速降りたらタンクを満タンにしおけば全然余裕でガスはもちます。

③松本市内〜ビーナスライン〜中央高速 諏訪南IC: 26.5km/L

解説:ここの区間の燃費はとても伸びた。車も少なく、そこまでキツいカーブとかが少ない、どちらかと言えば中〜高速コーナーが多いエリア。車の量も少ないし、こちらも荷物積んでたんでのんびりと他の車などとペースを合わせてアクセルワークもマイルドに走ったのが要因かと。雲一つない天気、青空、森、草原、アルプス、おまけに富士山まで見れてご機嫌なライディングでした。

④諏訪南IC〜中央高速 高井戸IC〜自宅: 23.3km/L

解説:諏訪から大月(談合坂手前)までは順調で他の車の流れに合わせて大体100〜110km/hくらいの巡航スピード(を想定、、汗)。談合坂SA手前から小仏トンネル辺りまで、そして八王子から調布までの区間は週末夕方の渋滞。すり抜け(をしたとして、、汗)ペースは50〜60ほにゃらら。

諏訪から八王子あたりまでの長い区間は下り坂というイメージがありますが、意外にも往路と同じ燃費!渋滞区間が長かったといえども、これは想定外でした。というか、もっと伸びるかと思っていたので、ちょっと残念。

比較的アップダウンがそこまで無さそうな東名高速や新東名でもこれまで平均して21〜24km/Lといった具合なので、さほど中央高速の下り線は登り坂で燃費落ちるってことは心配しないでいいみたいですね。逆に、中央高速の上り線は下り坂が多いと高燃費を期待して過信してしまうのは危険ですね。。。

これまでの経験からの結論ですが、タンデムであろうが荷物満載であろうが結局この巡航スピードであればどこを走っていても似たような燃費だったので、高速道路移動の場合は22〜23km/Lくらいを想定し満タンのタンクで(私のスポは12.9L)なので、余裕を見て220-240km位で給油が目安みたいです。ガソリンメーターなんてものは付いてないし、給油警告等なんてファンシーな物も無いバイクなので、こういった地道なデータは長距離ツーリングには欠かせませんね。でもビビリなので200キロくらいで心の警告灯はウルトラマンの様にピコパコ鳴っていますけど。

YAMAHAのつながるアプリのこれまでの統計によりますと、私の総合平均燃費は20.8km/Lだそうです。


なんだかいまいちな数値なんですが、つい先を急ぎ高速でペースを上げてしまうことが多かったのが原因です。今後は時間に余裕をみて120ほにゃらら以下で巡航することを心がけます。

来週末は三重県の伊勢神宮まで行く予定。殆ど高速道路での移動です。大体距離にして片道450キロくらい。ということは、巡航スピードを燃費20km/Lを確実に出せるスピードに抑えれば高速道路のサービスエリアでのお高い給油は1回のみで済むはずです。

まあ飛ばしたところで10〜20分程度しか変わらないことが殆どですし、あえてのんびり走ることをエンジョイ出来るようになるのが目標の今日この頃です。


ページビューの合計

Translate