先月発生したバッテリー & 発電系トラブル(前回のエピソードはこちらから)の高額修理代が響き6月は遠出もできず(´Д` ) 当面引きずりそうな懐ろ事情ですが、せっかくの給与日後の最初の週末、しかも日曜は天気も晴れマーク。またゾンビのような生活に舞い戻ることとなりますが、一回くらいは遠出もしたいとなりました^^;
遠出といえども贅沢な内容では決してないので(´Д` )
梅雨の合間といえども、晴れた日には真夏日に近い気温。ツーリングに行った日もそんな暑い日でした。
夏のツーリングと言えば涼しさを求める高原や峠道。いつもは比較的都内からアクセスも良い伊豆や長野方面、近場で言えば秩父や奥多摩エリアに清涼求めて走りに行きますが、今回は日帰りではあまり行ったことがない北関東方面、夏は避暑地、冬はスキーリゾートで有名な那須高原まで足を伸ばしてみました。
こちらがツーリングの概要:
1)道の駅「湯の香しおばら」⇨R30
2)殺生石
3)那須岳、峠の茶屋、ボルケーノハイウェイ
4)ランチ@手打ちそば青木屋 in 那須
5)温泉神社
6)鹿の湯 温泉
7)南ヶ丘牧場(ソフトクリーム)
8)塩原温泉郷
9)R56 (塩原から矢板インター方面に抜ける峠道)
上記の工程で早朝8:00発(東京、池袋エリア)、19:00帰宅でした。
ちなみにツーリングのテーマは、【高原の涼しさを感じつつ、走るだけじゃなく観光も少しはする】です。
那須高原をバイクで行くのは初めてなので、しかも前日に思いつきで立てたプランではありますが、那須高原の要所を抑えられたツーリングとなったとは思いますので、このエリアに日帰りで行こうと思っている方に少しでも参考になれうれしいです^^;
日曜日の朝、池袋近辺から8:00出発です。
首都高はこの時間帯、交通量もそこまで多くなく、順調に東北道に乗り継ぎ。
途中、羽生パーキングで朝のコーヒーを飲みつつ休憩。青い空と白い雲。久々に東北道バイクで走りしたが、東名、中央、関越とはまた違った空の広さを感じます。
渋滞もなくスイスイと西那須野塩原ICで高速を降りて、道の駅「湯の香しおばら (アグリパル塩原)」に10:30に到着。
ここから、R30を東北に進めば那須高原方面。
西方面に行けば塩原温泉です。今回は東北方面の那須高原を目指し、その後またこのR30を戻ってくる感じでR400で塩原温泉方面に抜けます。
那須高原に向かうR30は、なだらかな走りやすい道。両脇を木に囲まれ夏は走っていて気持ちの良い道路です。所々牧場もあり高原に向かっていると言う気持ちが高まります。
広谷地の交差点を左折してR17へ。そのまま道なりに行くと目的地の那須高原です。徐々に上り坂の勾配がきつくなり、標高も一気に800メートル。
11:00ころ最初のツーリングスポット、「殺生石」は那須高原の観光案内所、その先にある温泉神社を過ぎてすぐの左手に。無料の駐車場も有り。
温泉神社のすぐ隣なので、神社のほうにバイクを駐めて歩いて殺生石に行くこともできます。
この辺に来ると、強い硫黄の臭いが。この後入浴する温泉「鹿の湯」への期待が膨らみます。
殺生石の観光が終わると、そろそろお腹も空いてきましたが、昼食をとるにはまだちょっと早い時間。
先に17号をさらにすすみ、山頂付近にある「ボルケーノハイウェイ」を走ることに。山頂付近を一周するルートです。20-30分もあれば周ってこれます。
山頂手前には那須ロープウェイが有りますので、天気の良い快晴の日にはこれもありかなと思います。今回はちょっと雲が出てきていたのでパス。
代わりに山頂付近にある「峠の茶屋」で休憩。ここからの眺めもとてもきれいでした。
茶屋と言う位なので食事もできるかなと思っていたのですが、こちらは期待はずれ。カレー、うどん、キノコ汁などの軽食はありましたけど、ご当地感は無し。しかも微妙に強気な値段(´Д` )
ということで、17号を温泉神社まで戻り、そこの駐車場の脇にある「手打ちそば青木屋」にてランチ。中は10人ほどでいっぱいになりそうな小さい店ですが、眺めも良くて雰囲気は良いです。
ちなみに駐車場の向かい側には、もう一軒お蕎麦屋さん、それと那須高原の牛肉を使ったと思われるハンバーガ屋さんも有り。
ここでは、鴨汁つけ蕎麦(大盛、1,300円)をいただきました。コシのある蕎麦に割とあっさりめのつゆ。とてもおいしかったです。付け合わせに出てきた沢庵が美味しくて、思わずお土産に1本購入(400円)。
食後は、そのまま歩いて温泉神社に参拝。
珍しい名前の神社ですが、はじまりは1,000年以上前?!という歴史もあり思ってた以上に立派な神社でした。
(これは参道の途中の左手にある愛宕神社。手前に湧き水も有り、とても静かで良い雰囲気の神社です)
温泉神社参拝後、すぐ目の前にある「鹿の湯」へ。温泉神社の駐車場から歩いても行けますが、バイクで移動した方が楽(帰りが坂道)
ガイドブックにもよく出てくる有名な温泉です。
42〜48度まで六つのます状の湯舟があり、白濁の強めの硫黄の香りがするこれぞ温泉という湯でした。
暑い日ではありましたが、那須高原と山頂付近は20度ちょっととメッシュジャケットでは肌寒いくらい。冷えた体にちょうど良いナイスなタイミングでの入浴となりました。
順々に高温の浴槽に移り46度まで試しましたが、これが限界。耐えられず秒殺(´Д` ) 地元の人らしき人は48度もつかっていたのは驚きましたが、基本短めに入ったり出たりするのが良いみたいです。さほど広くない中の浴槽の脇には、おっさんたちが体育座りしながら休憩してます^^;
入浴料は500円。中は掛け湯する場所、浴槽、体育座りする(笑)スペースのみなので、体や頭はお湯かぶるだけしかできませんのでご注意を。
かなり硫黄臭は強めなので頭からかぶると残りのツーリング中臭いが残るかも。
温泉ですっきりして体があったまったところで、R17を下り、一軒茶屋前交差点を右折。数分走って左手にある「南ヶ丘牧場」に立ち寄りました。ここもガイドブックに出ているメジャーな観光地のようで、駐車場もいっぱいなくらいの人が来ていました。二輪駐車場有り。
観光地化された牧場で、マス釣り、手ぶらバーベキューなどもできる、どちらかといえば家族連れ向け。おっさんライダーのツーリングには不向きか^^;
動物とたわむれるのが目的でなく、私はこれが食べたかったんで^^;
濃厚ソフトクリームです。ふつうのソフトクリームでよかったんですが、「極限まで濃厚にした」という説明に惹かれまして…
出てきたのは普通のソフトの半分くらいの大きさ… ま、凝縮されてるということでしょうと勝手に解釈。
確かに濃厚。生キャラメルのようなねっとりな食感、美味しい。けど、のど乾くな。コーヒーも頼めば良かった^^;
牧場を後にR17⇨R30 を最初に立ち寄った「道の駅 湯の香しおばら」に戻ります。
道の駅のところのスタンドで給油。R400を塩原温泉方面へ。
塩原温泉でも入浴しようかとは考えたのですが、明るいうちに都内に戻りたいこともあり、今回はバイクでぶらりと街中を走るだけに。
ここからは、R400⇨日塩有料道路で日光経由で帰るのも、良いルートですが、マップル見ていて見つけたR56という林道を抜けて矢板ICを目指すことに。林道ですが舗装されてます。前半はかなり幅狭い。
このR56、林道よろしく、なかなかのタイトなコーナーの連続。私好みの道です(^ ^) 春に替えたミシュランコマンダー2のタイヤもご機嫌。
帰りは、矢板ICから少々渋滞はしてましたが、予定通り19:00に無事帰宅。 往復430キロのツーリングでした。
【まとめ】
- 那須高原、アクセス良くて日帰り圏内
- 夏でも現地は涼しい。しかし現地までの往復の東北道はかなり暑い。早朝の出発と、ちょっと遅め、夕暮れいこうの涼しくなる時間帯の高速道路移動が良いかと。
- ランチは那須神社エリアか手前で食べるべし(それより先はあまり無い) ※ただし、今話題のラーツーよろしく、バーナー持参でラーメン作って食べるなら山頂付近にはナイスなスポットが多い♪
- こじゃれたランチは那須高原の手前の両脇に立ち並ぶとこも見てみるべし(今回のツーリングは予算の関係でスルー。。。)
- 殺生石、思ってたほどスケール小さいが、序盤に立ち寄って硫黄臭さに那須高原きたぜ!のテンションあげるべし
- とりあえず温泉好きは鹿の湯に寄るべし
- 鹿の湯では頭から湯をかぶるな(温泉の硫黄のにおいが残る) & 46°と 48°の湯船にはそっと入るべし(熱いのでお湯が動くとまわりの悲鳴が聞こえる 笑)
- 温泉神社は意外と歴史が深い
- 南ヶ丘牧場ではおっさんだけの場合、浮く可能性アリ。とりあえずソフトクリーム初心者は普通のにしとくべし。
- 県道56号、いきなり細いハードな林道になるが、ひるまずに進むべし。でも、時間に余裕あるなら日塩有料道路で日光経由で帰るのをおすすめする
- 明るい時間帯で帰宅しようとすると、帰りは渋滞にはまる(が、中央や東名高速の日曜の夕方に比べればまし。。。と思われる)。なんなら宇都宮で餃子を夕飯に食べて渋滞解消を待って帰るのもアリ
- メッシュジャケットは正解。でも高原にはウィンドブレーカーは持っていくべし
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