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もう気候は初夏ですね~☺
この時期は晴天率が高いこともあり良い景色を楽しみながらのツーリングになるチャンスが多いですよね。
関東だけなく関西ライダーにも人気(のはず)のビーナスラインはこの時期から夏にかけてとても気持ち良い人気ツーリングコースです。全国のツーリングコースランキングにも常に上位に来てますし。
でも、初めて行くと結局どこからがビーナスライン!?って、結構わかりにくかったりするんですよね。
今はナビやスマホが普及してきているから大分道に迷うこととかは無くなってきましたけど、初めて行ったとき(もう10年以上前ですけど)は、0円マップ片手にどこからがビーナスラインなのか、今ビーナスライン走ってるの?とか、迷いつつ走ったものです。最近はビーナスラインの標識も出ています(昔もあったのかな?)
実際メインな場所を走っていると、いかにもビーナスラインの景色であったり道路が続くのでわかりやすいんですが。。。高速降りて、どこからどうやって走り始めるのがいいのかとかは、今でも悩むところです。
しかも、日帰りで東京から行くとなると結構距離もあるのであまり道を間違ったりして時間をロスしてる暇のは無い。
わかりににくくしている原因としては、蓼科や白樺湖の道のりやその近辺の道路は、外れるととても入り組んでいたり、走っていてビーナスラインみたいに爽快な「ふつう」の道路があったりすることでしょう。
そうなんです、ビーナスラインもいいんですけど回りの道路も面白いんです。
折角のロングツーリングだし、ビーナスライン周辺のいい景色、おいしい食べ物、ナイスなワインディングを楽しみたい~!
ということで今回はビーナスラインと『その周辺』のナイスな日帰りライディングコースの紹介です。
おおまかなツーリング行程はこんな感じ:
1) 出発:首都高永福入口 → 中央高速
2) 中央高速・韮崎出口 → R141 道の駅にらさき(ここナビの目的地にしておくとわかりやすい)
3) 清里ライン(R141)北上 → レストラン最高地点でランチ
4) R141 → R480(県道・松原湖高原線) → レストハウスふるさとで休憩
5) R299(麦草峠・通称「メルヘン街道」) → R152
6) 白樺湖で休憩 → ビーナスライン → 霧ケ峰富士見台で休憩
7) 霧の駅・ビーナスレストランにてさらに休憩
8) 中央高速・諏訪IC → 東京方面
1) いざ出発 首都高永福入口 → 中央高速
往路は中央高速メインなので、各自の巡航スピードを計算して「道の駅にらさき」に11時前後についているように出発すればよろしいかと。
大体130キロほどなので、休憩は2回くらいですかね。私は朝、とりあえずできるだけ近い休憩所でコーヒーを飲んでテンションを上げるタイプのライダーなので、中央高速の際は石川パーキングに立ち寄ります。
週末の朝はツーリングに向かうライダーであふれているので、なんとなくウキウキ気分にさせてくれます。
2) ビーナスラインに行くには諏訪インターが一番近く便利なのですが、今回はあえてその手前の韮崎ICで高速を降ります。その理由は、ここから国道141号線、通称「清里ライン」を走りおすすめのランチスポットである「レストラン最高地点」を目指すためです。
取り急ぎ、東京からは韮崎インターの近くにある「道の駅にらさき」あたりに設定しておくと便利でしょう。
3) そこから、「レストラン最高地点」で設定。そのまま清里ラインを北上すると八ヶ岳がドーンとでてきまして、そこにあるレストラン。
ここのレストランの名前は、近くが国内で鉄道が通る最高地点(標高)だからだそうです。
八ヶ岳の壮大な景色を目の前に、ここのおすすめであれる信州そばをいただきます。
早くにいけば数量限定の最高地点もりにありつけます。
4) ランチをすませたあとは清里ラインをしばらく北上。そうすると県道480号、松原湖高原線という道路がでてきますので、それを左折。
本来はそのまま清里ラインを北上して国道299号を通りたかったんですが、たまたま道を間違えて入ったこの県道480号、なかなかご機嫌なルートでした。この県道も299号にぶつかるのでルート的にはどちらでも問題なしです。
県道をぬけて299号にぶつかるあたりに「レストハウスふるさと」があります。ここからは浅間山、富士山と両方向の眺めが楽しめます。
5) 299号・麦草峠はメルヘン街道ともよばれ、なかなかのワインディングです。
標高が高く、5月中旬でも道路脇にはまだ雪が結構残っていました。
レストハウスふるさとをでてしばらく行くと麦草峠の最高地点に。標高2127メートル~
その先にR155に入り白樺湖を目指します。この辺は別荘地が立ち並び、メインの道路をはずれると細い道路が迷路のように入り組んでいるのですが、ナビで白樺湖あたりを設定していれば問題ないでしょう。ナビ無しでも、そのまま299号を走っているとビーナスラインにぶつかりますので、どちらからいっても問題ないです。
6) 白樺湖からは、ビーナスラインの良く雑誌で紹介されるハイライト、霧ケ峰を通ります。
高原の中をワインディンする道路とアルプスの眺めは壮大で本当に気持良い場所です。
お勧めの立ち寄りスポットは「霧ケ峰富士見台」。白樺湖から走ると左手にある休憩所です。ここからは、八ヶ岳、アルプス、晴れていれば富士山もクッキリと見える最高のビュースポット。
7) 富士見台からしばらく走ると、「霧の駅・ビーナスレストラン」が見えてきます。ここにはガソリンスタンドもあります。
今回は都内から日帰りルートとしていますので、霧の駅・ビーナスレストランが折り返し地点。
霧の駅の三叉路を右折すると引き続き美ヶ原高原までビーナスラインが続いていますが、こちらのルートもても楽しいワインディングでおすすめではありますが、日帰りで走るのはちょっとキツイ。北上して松本あたりから高速で帰れるのもアリですが、帰り道も長くなるので、もし走るのであれば観光もしながらゆっくり時間を使える1泊プランにするのがお勧めです。
8) 霧の駅の道をそのまま直進(三叉路で右折せずに)し、山を下ればそのまま中央高速諏訪ICとなります。
諏訪ICからは高井戸まで約170KM。まだまだ先は長い道のりなので体力的にも時間にも余裕をもって帰りましょう~。
関東からだと、いっきに松本まで高速で行ってお城見学でもした後にビーナスラインを南下して帰ってくるというルートもありますが、天気が良い日は今回のルートは眺めも走りも堪能できるのでおすすめです!
あっという間にGWも過ぎ去り、なんだか夏の気候になってきました。
今回の連休は前半は道志の森キャンプ場へ、後半は家族と山中湖で過ごしたのでした。
前半は平日に有給休暇も絡めて休み前にキャンプをしたこともあり、連休やお休みには難民キャンプみたいになるくらいポピュラースポットである道志の森も比較的ガラガラ。
後半もどこかにキャンプツーリングをと考えてはいたんですが、天候がイマイチ。結局、甥っ子、姪っ子、愛犬ノロの相手三昧とあいなりました。
さて、連休終わりに近づくと心配になってくるのが帰りの渋滞(と、山積みのままほったらかしてきた仕事。。。)。
山中湖からですと中央高速を使って帰るので、どうしてもあの談合坂~小仏トンネル付近の渋滞を考えると憂鬱になります。
隙間をスイスイ行けるバイク移動は車に比べれば格段にマシではありますが、やはり神経使うし疲れるし。そもそも走りの気持ちよさなんて微塵も感じられないのでバイクツーリングの意味がない。特にこの時は東京に帰るだけの行程だったので。
連休最終日だし、最後にがっつり乗りたい!ってことで、考案した回避ルートのご紹介です。
回避ルートといっても、近道じゃなく、ぎゃくにガッツリ遠回り。でもきちんとツーリング堪能しながらできる良いルートです。
ざっくばらんな行程表:
1) 山中湖発 → 道志みち(R413) → 県道76号 →相模湖方面(R20)
2) 相模湖(R20) → 県道33号 → 県道18号(鶴峠) ※そば処花の里でランチ
3) R139(奥多摩湖) → 奥多摩周遊道路(R206)
4) 数馬の湯温泉
5) R206 → R33 → R32 - R61 → 圏央道八王子西IC → 中央高速
1) 道志みちは言わずと知れた山中湖~相模湖を結ぶ快適ツーリングロードですね。また、この道路沿いは関東でも有数のキャンプ場密集地。都内からのアクセスもよいナイスなエリアです。
道志みちの峠(両国橋を抜けてしばらく先)に交差点があり、県道76号を左折します。距離は短いですが、なかなか走りごたえのある細くてグネグネ道路が好きな人はこちらかを通った方がいい感じのはず。渋滞しらずの道。
2) 相模湖につくと甲州街道(R20)とぶつかるので左折して上野原方面へ。
R20を進むと3キロ程度でR33との分岐が出てきますので、R33 あきる野・小菅方面へ。しばらく走ると少しずつ山の中へ。
R18のサインが出てくるんでそれを左折してR18 (鶴峠)へ。この峠道がまたいいんですよ。田舎の農村を走るのんびりとした峠道です。道は細めで、地元の軽トラとかたくさん走っているんでガンガン走りこみたい人には不向き。のんびりライディング楽しみ派ですね。タンデムで連れて行くのもおすすめ。東京から近いところにこんなのどかな農村があるんだって感じます。
そして、約10キロほど走るとこのエリアの私の楽しみである 『そば処 花の里』。
地元のおばちゃんたちが経営している(と思われる)、手打ちそばと山菜天ぷらなどの小さなお店。
隣接しておばちゃん特性(!?)のピザ屋さんもあります(まだ試したことないですが)。ちょっと高台にあり、なんともホットする居心地の良さ。おすすめです。
4) R18のひたすら登っていくと139号にでます。わたしは途中で道をそれてショートカット。道の名前忘れましたが(たぶん名前も無い)、こちらからの方がなんとなく好き。途中に『原始村』っていうキャンプサイト(!?)という、竪穴式住居みたいのが並ぶ施設(たぶん閉鎖中。。。昔はここにそば屋もあったんですが。。。) があるので、ナビやスマホがある人はここを目的地にすれば大丈夫かと。ちょっと前まではiPhoneつながらなかったんですが、今回走ったら大丈夫でした。
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昨年走ったときの写真 |
そして、そのまま進むとR139と合流しますので右折して奥多摩湖方面へ。
しばらく行くと奥多摩周遊道路の入り口があるんでそこを右折して橋を渡ります。
奥多摩周遊道路、いわずとしれた関東屈指の快走ツーリングロードですね。走り屋さんのメッカでもあります。夏はとてもすがすがしく気持ちよい場所ですが、春、秋はまれに気温がぐっと下がる場所でもあります。
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昨年の春に行ったときの写真 |
ちなみに5月6日の周遊道路は4度ほど。。。霧雨のような濃霧にも見舞われ雨具を着込んでも寒かった。。。ガラガラで走りは楽しめましたが。
5) ここの良い点はちょうど寒さの我慢の限界になるあたりに『数馬の湯』という立ち寄り温泉施設があることです。大人800円。ここで温まり、ちょっとパワーナップ(短い昼寝)をとって気力・体力回復~!
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こちらも昨年の春の写真ですが |
6) ここからはそのままR206を下り、R33 → R32 → R61 と乗り継いで圏央道八王子西ICを目指します。たしか道路標識が出ているので、ナビが無くても迷わないかと。
近道どころか、奥多摩まで足をのばすというすごい遠回りな道ですが、いまのところこのルートで渋滞にあったことは無いです。
鶴峠(R18)、奥多摩周遊道路(R206)を走るのはしんどいって時は、R18に入らずR33をそのまま抜けていくと檜原村までショートカットできます。
もしくは相模湖(R20)に出たあたりからすぐにある陣馬街道(R522)で和田峠を抜けて八王子IC方面へ行くのもアリです。が、ここの峠道、急こう配、道幅狭く(車同士の擦れ違いもきつそう)、激ヘアピンが続いたりする場所なので、悪天候、道路が濡れているときとかも走るのは避けたいです。
時間が無いかたは正直なところ渋滞していても中央高速に乗って帰った方が早いですが、今回のルートは出来るだけ帰りのストレスを少なく、できれば走りもランチも温泉もと、休み終盤の最後の悪あがきといった感じでしょうか(笑)。
八王子~高井戸が混んでいましたら、そこはご愛嬌 ☺
今回のGW最終日(5月6日)については、結局のところ予想していたほどどこの高速道路も渋滞はなかったようですね。前日の5日の午後から夜にかけては連休帰宅ラッシュよろしく数十キロの渋滞でしたが。最近は私のように休みは最後の最後のギリギリまで楽しんでやろうと思う人たちは少なくなったのでしょうかね?
山中湖、富士五湖、道志エリアから東京方面へ帰宅する際の中央高速渋滞回避についてでしたが、現地(行楽地)を夕方や日没後に出るようであれば、今回のルートはやめましょう~!夜走るのは恐ろしくツラいルート&怖いです、暗闇。冬も、R18は凍結しそうな感じ満載なので避けた方がいいでしょう(実際冬に走ったことは無いので想像ですが)。
奥多摩周遊道路も走れるのは午後7時までだったはず。現地出発が遅めであるようであれば、逆にゆっくり現地で温泉でも入って夜遅く(8時とか9時くらい)に出発すれば中央高速の渋滞はかなり解消されてきていると思います。
いやー、でもGW前半のツーリングは天候にも恵まれてナイスでした。山中湖はちょっと遅めの桜シーズン。この辺はソメイヨシノもきれいですが、フジザクラがとてもきれいです。
いずれにしても、週末や連休最後の帰宅、気づかずに疲労もたまってきているかと思うので、こまめな休憩で安全運転!
今回のエピソードはインカム、 『SENA SMH10D-10』 とそのレビューについてです。
春先にロングツーリングに行った後、GWを迎えるまで本格的にバイクツーリングに行かなかったのですが、やはり連休といえばバイク。
バイクツーリングと言えば、もうiPhoneとBluetooth搭載インカムは手放せないアイテムです。
もちろん持っていなかったときでも全然ツーリングはできてしまうんですが、携帯電話と同様に一度使い始めるともう無しでのツーリングは考えられません。
インカムの技術や性能も毎シーズンよくなりますし、やはり利用するのであれば良いものを!
ということで、今シーズン、また新しいギアをゲットしてしまいました。
今回ゲットしたインカムは、『SENA SMH10D-10』 です。
メーカー:SENA
アイテム:SMH10D-10 DUAL(2台)パック
バイク用インカム Bluetooth3.0 インターコム US輸入版
値段: ¥29,800 (送料無料 by Amazon)
思わずポチってはしまったものの、すでにインカムは4機種目。。。以前持っていた機種との比較とか語り始めたら長くなりそうなので(笑)、とりあえずSENA SMH-10のレビューからしましょうかね☺
私のヘルメットはハーレー製の『HARLEY DAVIDSON CONTENTION 3/4 MOTORCYCLE HELMET』 のマットブラック Mサイズです。いわゆるジェットヘルメット。
製品に含まれているインカムをヘルメットに取り付ける台座があるんですか、このSMH10D-10はマイクがこの台座から伸びているので、ヘルメット内の配線作業が要らない分取付けが簡単ということでこちらのタイプにしました。セパレートタイプは25,000円くらいと安くなっているのでフルフェイスなどはあちらで十分かもしれません。
台座を取り付けてヘッドホンの大体の位置をきめたら、ヘッドホンを留めるためのベルクロを耳の部分に取付けます。配線はヘルメット後部の下側の方のパッドを剥がして後ろ側に通します。
特に決まった配置や作業方法は無いので、好みに合わせて配線場所を決められます。
横からみると、他のインカムと比べると大きく見えますが、実際は写真ほど違和感ないです。
後ろからみてもでっぱているようには見えますが、確かにゴッツイ外観ではありけど、大きい分グローブ越しの操作も楽です。
Bluetooth でリンクしている端末は、iPhone 5s です。Google Mapアプリをナビとして使いながら音楽を聴いています。
音質は、他社にくらべて格段に良い。すごーく良い。60KMくらいであれば音楽はボリューム半分くらいでも十分聞こえます。インカム通話もこのスピードレンジなら音声はかなりはっきりと聞こえますし、ジェットヘルのシールを上げた(オープンにした)状態でも、風切音無しできれいに聞こえます。これにはびっくり。
高速走行ですと80KM程度なら下道と同様。ヘルメットの風切音で少し聞こえずらくなるくらいですが、全然OKなレベルです。
100KMでは、音楽はまだまだ余裕。ボリューム全開にしなくても十分楽しめる音量と音質。インカム通話については、音楽プレーヤーに比べて音量が小さ目のようなきがします。音量を最大にしてもこのスピードレンジが通常会話のできる限度。
120KM(で走ったとしたら。。。汗)、音楽はまだOKな範囲。メットの風切音がひどくなるものの聴けます。インカム通話についてはちょっと厳しいです。通話になると音楽が自動で一時停止になるので、通信が来たってわかるから通話に集中できますけど。気軽に世間話って感じは無理かな。 『トイレ~』くらいなら大丈夫か(笑)
100~110KMくらいで流す分なら私には十分すぎる性能です。
そして、一番のお気に入りが、iPhoneのSIRIが使える機能! たまたまジョグダイアルでない方の小さいボタンを走行中に押したらSiriが作動。ちょうどツーリング中に知人との待ち合わせに遅れそうだったので(いつもですが、、、)、試しに音声で『○○にSMS』 と指示してみると、内容とかも音声で書き込めるじゃないですか!信号待ちとかの間に、『15分くらいおくれます。すいません』みたいな内容もきちんと送信できました。あと、走行しながら『○○探して』とかというのもばっちり。ルート案内までも立ち上げてくれます(アプリはiPhoneのマップとなります)。あと、走り出した後に音楽がうまく再生されなかったときも、『音楽再生』と言えばSIRI君がきちんとかけてくれます。Google Mapのアプリを開き忘れていても(普段はこちらのアプリをナビとして利用してます)、『Google Map』と指示すればSiri君がやはり画面を切り替えてくれます。一度バイクを止めてグローブ外して、、、といった作業が省けるのはありがたい!
昨日ツーリング仲間が同機種を持っていたので3者通話も体験。高速道路、休憩、給油、その他、ちょこちょことした連絡にとても便利。400Mくらい離れていても会話ができました(高速の直線で)。インカム本体のみヘルメットのベースから簡単に取り外せるので、休憩所でヘルメットとバイクから離れる際に本体のみ持ち歩くことができるのも盗難の心配がなく良いです。
1日ツーリングで使いましたが電池も全く問題なかったです。とても満足しています。
で、ここからは、過去に持っていたインカムとの比較。
初めて買ったのはド定番のサインハウスのB+com。こちらはやはり使いやすく音声や音楽もとてもクリアでした。が、購入して1シーズン目あたりでヘルメットを落とした際にB+comのジャックの部分を破損してしまい、メーカーに問い合わせるも修復不可ということですぐにご引退。性能は良いものの、iPhoneとの相性や使い勝手はイマイチ。私が持っていたのはもう2~3世代前の物ですので、最新のはこの点はかなり進歩しているのは間違いないですが、値段もかなり高額ですね。正直、初めての購入でセットで6-7万の出費をするのは相当の覚悟が必要です。
その後に購入したのは、Daytona の『聴くだけBluetooth』です。購入したころはソロツーリングの頻度が多くなり、また北海道へ初ツーリングに行くため、この製品のA4バッテリーで稼働する(充電することなく現地で電池がゲットできる)というところが大きな魅力でした。こちらは音楽やナビ音声を聴くのみの製品なので、ソロツーリングであればこれで十分。iPhoneとの相性、使い勝手、防水性、どれも合格点です。唯一、付属のインナーヘッドホン(メット内部に張り付けるスピーカー)を通して聴くと、音量も音質もイマイチです。ジェットヘルメットですと100キロくらいでほとんど聞こえない感じだったと思います。ただ、このインカムはヘッドホンのジャック(通常私たちが日常つかうジャックと同じ)なので、市販のカナルタイプでぴったり耳にフィットするヘッドホンを利用すれば、かなり速度を上げてもとても良く聞こえます。値段もリーズナブル。ソロで他のライダーやタンデム時に会話する必要がないのであれば、これはおすすめです。
Daytona の『聴くだけBluetooth』については過去のブログでもレビューしています(こちらをクリック)
その後、タンデム時、特にロングツーリングの際は会話もできた方が良かったので、会話通信ができる『BT Multi-Interphone』を購入。まだB+com破損のショックも残っていたので(経済的に)、ある程度性能を我慢しても予算を抑えたいということもあり、この中国製のインカムにしました。
セットで6,000円程度。。。ちょっと安すぎて不安な面もありましたが、値段を考えたらそこまで悪い製品ではありません。でも、あくまでも値段相応音質、音量、品質であると理解した上での意見です。音量・音質は全然ダメです。付属のスピーカーでは音量を最大にすると音が割れてしまい、かなり不快な音がでてきます。60~80キロくらいでの走行ならなんとか使えるレベルです。高速道路ではあまり役に立たないですね(もともと高速道路でのタンデム走行時の活用を考えていたのですけど。。。)。
定番のヘッドホン改造(他社のヘッドホンを流用する)をすればある程度音質と音量の改善はするので、100キロくらいで音楽を聴くことはなんとかできますが、これも音楽を聴くというよりはなんとなく聴こえる、、、無いよりマシ、っていう程度です。下道のタンデムツーリングであれば、これでも十分使えると思います。電池の持ちも良い(1日ツーリング程度なら余裕でもちます)ですし、なんといっても値段が安いので壊してしまったとしてもそれほど精神的ダメージは多くない。私は配線をイジッた関係で、その後マイクを壊してしまったのですが、それ以外の故障やトラブルはありませんでした。とりあえずインカムを試したいという方には良いかと思います。高速道路での利用が目的なら、他社のもうちょっとグレードの高いインカムをお勧めします(ちょっと高くてもそれだけの価値はあります!)
『BT Multi-Interphone』についても過去のブログでレビューがありますのでご参考まで(こちらをクリック)
インカム購入についての個人的結論:
安いインカムでも十分利用できますが使用できる用途が限られます(下道だけとか)。でも使い始めるととても便利なアイテムなので、安いやつかってしまうとすぐにより性能の高いのが欲しくなり買い換える可能性が高いはず(私のように)。
SENA SMH10D-10 ですが、性能はとても満足しています。使い勝手も良い。後は耐久性ですね。こちらはもし他のインカムのレビューを1~2シーズン内にまたしはじめていたら、耐久性はダメダメとご判断ください(笑)