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2014年6月27日金曜日

スポーツスター (2006) レビュー

今回は私の相棒のスポーツスターのレビューについてです。

乗り出したばかりのころにレビューを書くオーナーは多いですが、乗り出して数年たったあとのレビューはあまりないですよね。

ブログのネタが少なくなっている今日この頃(汗)、改めて自分の相棒であるスポーツスターの検証してみます。



車種: XL883 Sportster
メーカー: ハーレーダビッドソン

年式: 2006年

当時、このカタログの写真にやられました。今見てもカッコ良い!
現在のバイクは2010年1月に中古で購入。7,000キロ程度走行車両で約65諭吉位だったかと思います(バイク屋さんの売り上げ追い込みである年末に商談を始め、その当時乗っていたFXDBIを相場より高めに下取り、車体価格の値下げなどしてもらいました)。

このバイクを選んだ理由

2005年に一度、同じ車種(06' XL883)のバイクを購入(大型免許取得後最初のバイクでした)。しかしその10ヶ月後に盗難にあい、FXDBI ダイナ・ストリートボブに乗り換えて4年近く乗ってから、たまたま中古車で最初に購入したスポと同じモデル・年式のバイクを発見し即決乗り換え。


即決した際のバイクの写真。
ユーメディア横浜新山下店にて。
2006年モデルはキャブレター車の最終モデルとなります。07以降はインジェクション。どうしてもキャブレター車が欲しかったこともあり2006年モデルはずっと気になっていたバイクでした。

キャブレター車、特にハーレーのキャブはあまりメカに詳しくない私でもいろいろなメンテナンスや調整ができるので、日頃のメンテやちょっとしたチューンアップも一緒に学べますし、よりバイクに対して愛着が湧いたと思います。今や旧式なスタイルに入るかもしれませんがタフですし壊れません。




FXDBI ストリートボブ も素晴らしいバイクでしたが、さすがに重い。エンジンが1580cc有ったのでとてもパワフルで乗っていれば重さは気になりませんが、車高も低いですし、峠道の多い日本の道を走るにはスポーツスター883位がちょうど良いと感じていました。スタイル、乗り位置もスポーツスターの方が個人的にあっています。ちなみに私は身長180cm、体重68キロくらいのヒョロ長タイプです。



先代のストリートボブ

デザイン 車体のデザイン及び機能性

私も含めスポーツスターを選ぶ人は、このバイクのシンプルなデザインに惹かれて購入するのだと思います。初めてスポを買ってからもう10年。あれからモデルチェンジもしてないバイクですが、今でもスタンダードなXL883が一番カッコ良いバイクと思っています。最近のC.V.O.、いわゆるHD社が手掛けてうるカスタムバイクもカッコ良いですが、やはり原点となるXL883が好き。

機能性については、そこを重視して乗るバイクではないのをわかっているので。。。ただデザインの観点からいえば十分機能性に優れたバイクだと思います、積載性などを除けば。無駄がないデザインでどのパーツの配置も理に適っている。

「シンプル」=「飽きない」というのもスポのデザインの魅力の一つですね。


エンジン性能 トルクやパワー、滑らかさ、技術など
他社製の同程度の排気量のマシンに比べると非力な部類にはいるのかもしれませんが、一般的な利用では十分すぎる性能を発揮します。

スポに乗る前(大型免許取得前)はHonda V-twin Magna (250cc)でしたので、中型バイクに比べるとやはり圧倒的に速いしパワーがある。


トルクはあり、滑らかです。メカノイズが大きいので高速での走行は最初は気になるかも。60キロ以上になると排気音よりメカノイズの方が大きく感じます。

私のはキャブ車なのでエンジンの技術的には古い方タイプになりますが、長距離などでもエンジン自体の不調もなくタフです。良く言われるエンジンオイルの漏れ/滲みも、現在乗っているスポも以前乗っていたスポもありませんでした(個体差があるかと思われますが私の周りではあまりオイル漏れの話は聞きません)。



走行性能 走りのフィーリング及び操作性

私の乗り方としては200~400キロ程度の日帰りツーリングやキャンプツーリングをメインに、年3~5回の1000~1500キロ程度のロングツーリング(関西方面など)です。海沿い、峠道、高速道路の組み合わせがほとんど。キャンプ場などでは未舗装の道路を走る必要があります。

①ギアシフト

スポーツスターは日本車に比べると低速・ギアの利用域がかなり広いです(1~2速を使う頻度が多い)。日本車とか教習所とかですと走り出してすぐに2速、その後は基本トロトロ運転でも2速を使いますが、スポーツスターはこの領域はほとんど1速です。他のバイクの1~2速レンジを1速でカバーしてる感じ。速度で言うと0~40キロくらい(50キロちょっとまでだせます)は1速で普通に走行できちゃいます。国産車と同じ感覚で都内の狭い曲りかどとかを低速で2速で曲がると、多分エンストするんじゃないかなってくらい。でも、乗ってるとすぐ慣れますし、1速だからといってアクセル離すとガッコンガッコンとなることも無いです。

峠道、上り坂ですと、基本的に2~3速がメインです。ヘアピンでは1速まで落としますが、基本的にガチャガチャとギアチェンジする必要はあまりありません。ちょっときつめの峠ならひたすら2速。車体が重いせいかコーナーの立ち上がりはもたつき感がるので、2速でエンジン回転高めで走るとスムーズにコーナーが楽しめます。トルクがあるバイクなので回転数さえちょっと高めでエンジン回してれば、立ち上がり後グオーといい加速をしてくれます。他車のように2速でもエンジンブレーキでアクセル離した瞬間にガッコンガッコンなることもなく、峠でもスムーズな乗り心地です。下り坂である程度のスピードからでも気兼ねなく2速まで落とせます。

②コーナリング性能

マフラー位置が低めに設置されていてフットステップがせり出ている構造なので、バイクをあまり倒してコーナリングすると登りのコーナーではすぐに擦ります。それに峠道では倒しても劇的には曲がるバイクではありません(私のスキルもありますが、、、)。ニーグリップする箇所も無いです。

コーナーではスポーツバイクのようにバイクと体を一緒に倒す(リーンウィズ)、もしくは体がバイクの内側に来る(リーンイン)という乗り方より、バイクを体より倒して曲がる『リーンアウト』の方がスポーツスターの場合だと曲がりやすいと私は感じています。車体が重いので連続コーナーでバイクも体も一緒に傾ける動作を切り替えしながらするのは大変ですし、レスポンスも遅くなる。リーンアウトの方がその点連続するコーナーでも楽に操作できます。

あとコーナーでは『スローイン・ファーストアウト』(コーナー手前で内側により十分に減速、コーナー途中から徐々にアクセルを開けてイッキにコーナーの外側めがけて抜けてく)というライン取りがこのバイクでは一番スムーズかなと感じています。

とてもバイクを扱いやすくスピードとバランスのコントロールが出来る乗り方の一つですし、大型を乗り始めの方や初めてスポーツスターを乗る方にもこの乗り方はおすすめします。基本的な乗り方ではありますが慣れれば軽快にコーナリングを走れるようになるはず。

③ブレーキング性能
ブレーキ性能は普通。国産車に比べるとキュキュッと止まりませんが(というか、多分ぜんぜんブレーキ効かないって思うかも)、ハードな高速走行からのブレーキングやストップアンドゴーのような乗り方をするバイクではないので、この性能で問題は無いです。重量のあるバイクなので急ブレーキをかけるとすぐにリアが滑り出します。なので出来るだけ前の車やバイクとは車間距離を空けるようにしています。

乗り始めたころはリアブレーキを多く使う傾向にありましたが、乗り慣れてきた現在はフロントブレーキも怖がらずにガッツリ使えるようになってきて、タイヤロックも少なくなり制動力が良くなったきがします。私のバイクにはダブルディスクブレーキがついていますが(通常はシングル)、シングルディスクとの違いは正直あまり感じられません。重くなった分不利かも(笑)。今は重いブレーキユニットより軽くて性能の良いシングルブレーキユニットへ次は変更したいと思っています。

④高速走行

高速道路の走行もいたって普通です、いい意味で。他車と比べなければ特に不満に思ったことは無いです。排気量の大きいバイクや大型国産車からの乗り換えだと、高速の上り坂とかでパワー不足を感じるかもしれませんが、法定速度プラス20キロ程度の範囲であればぜんぜん余裕です。十分加速もできますし、タンデムや荷物満載していても追い越しで苦労したことは無いです。重量がある分、クルージングの安定性はしっかりしているので長距離で疲れにくい方のバイクだと思います。

乗り心地 乗り心地のフィーリング

初めてスポーツスターに乗る前はHONDAのV-Twin Magna (250cc)でした。ハーレーの中でも一番小さいエンジンサイズのスポーツスターですが、さすがに中型車から乗り換えた際はそのパワーや高速での速さに驚きました。

乗り心地は悪くないです。これはシートにもよるかと思いますが、純正のシングルシートは体への負担が少ないシートの部類に入るかと思います。このシートで関西方面や北海道を走っていますが不満はありません。

バッドランダーシート(2人乗り仕様)も一人乗りの利用は問題ないです。運転席側は座りやすい形状。

エンジンの振動も大きい部類に入るバイクですが、高速を半日以上走行していても特に手がしびれるとかは経験無いです。ダイナストリートボブの時はハンドル位置が高かったせいもあり、2時間くらい続けて走ると手、指先がしびれてきました。後に聞いた話ですが、心臓と同じ高さやそれより高い位置のハンドルは血のめぐりが手先まで届かなくしびれるんだとか。

タンデムで関西方面とかも行ったことありますが、幅の広めのシートとシーシーバーの組み合わせだったので快適だったようです。バッドランダーの様に後ろが細めのシートは30分で苦情がでます。現在はタンデムの際は純正のシングルシートに純正のタンデム用ピリオンシートを付けてますが、これが一番乗り心地がいいようです。これより細いのはおすすめしません。相方のバイクツーリング同乗回数が極端に少なるなるのは必至です。ミドルサイズのシーシーバーがあるのが理想です。が、あると同乗者の居眠りに注意(それくらい快適になる)。あと、後部座席に乗る際、リアのステップ位置が割と高いところにあるので膝が曲がり気味になり、長時間の走行時は足がしびれてくることがあるみ
たいですので、こまめに1時間に一度は休憩を入れた方が良いです。

2004年以降のモデルにはラバーマウントというエンジンと車体の間に振動を吸収するパーツが付いたので、特に振動による問題や疲れはないです。もちろんエンジン振動は大きいく、アイドリング中はエンジンがゆっさゆっさ揺れてますが、走行時にライダーにはその振動がそこまで伝わらない仕組みです。良く言う「エンジンの鼓動」は十分、ってか他のバイクより全然感じられますし、スポーツスターらしくカッコ良いポイントだと思います。


取り回し 取り回しやすさ


駐車場などでの取回しは慣れるまでは重いと感じると思います。実際260キロを超える重量ですし、大切なバイクを倒すまいと最初はビクビク。でも怖かったらバイクにまたがって出し入れすればいいんです。またがらずに移動させる際は、後ろにバイクを出すとき、シートの部分に自分の腰下あたりを当てて体で支えながらすると楽です。コツさえ掴めば他のバイク同様にすんなり扱えるようになります。私もバイクを後ろに動かしたりするのは苦手でしたが、ディーラーの人に教えてもらって練習し、怖がらずに積極的にチャレンジしていたらいつもまにかできるようになりました。でも足元の悪いところとか、危なさそうな所ではまたがってしてます。

車体の重さのディスアドバンテージとしては傾斜のあるところでの取回しですね。上り傾斜でバイクを押すにはなかなか苦労しますし、坂道ともなれば押して上がることはほぼ無理です。

街中での取回しや走行は特に大変だと思ったことは無いです。バイクが見えるところに置けるカフェなんかに行くのは楽しいです。




積載性

。。。はありません。車検証も入りません(私はバッグやジャケットの中、もしくは椅子の下に挟むとかしています)。マシン自体の積載性は全くないスポーツスターですが、搭載できるツールやバッグの種類は豊富です。




基本的に積載はバイクにくくり付けることになります。もちろんETCも外付け。ETCについてはリアのショックの下、バッテリーカバーの後ろあたりにつけるETCケースがあるのでそれを活用しています。

日帰りツーリングにはソロで行く際、以前はデグナー、現在はデイトナの12-13リットルサイズのサドルバッグ(合皮)を利用していますが、仕様上、付ける位置的にどうしてもバッグ装着の高さが稼げないので峠に行くとバッグの底やベルトを擦ります。なので最近はウェストバッグを活用することが多いかな。一応雨具と手ぬぐい(温泉用)を常時忍ばせてます。でもサドルバッグは有ると絶対便利なので、高速メインのソロツーリングにはやっぱりサドルバッグですね。


シートバッグを使えばキャンプツーリングも全然問題ないです。私は現在TANAXの『キャンピングシートバッグ2』を利用。これで59-75リットルの容量(容量は調整可能)。ソロキャンプには十分ですし、荷物を選べばタンデムでもキャンプツーリングは可能です(リアキャリアが必要になります)。

タンデムの際は、シーシーバー装着しているのでシーシーバー後部に装着できるツーリングバッグを使用。25リットルくらいの容量でしょうか。雨具2人分は余裕。これらを他のバッグに入れて外付けにしてしまえば1泊くらいも余裕な容量です。





燃費/燃費の満足度

燃費はYAMAHAが出しているスマホアプリ 「つながるバイクアプリ」で計測を続けています。ガソリンスタンドで給油するたびに走行メーターとガソリン給油量を入力してその都度また総合の燃費を記録してくれます。




現時点での平均燃費は21.0km/lです。最高が26.5km/l, 最低が14.7km/l。

最高燃費はビーナスラインにて(たぶん50-60キロレンジでの走行が続いたためと思われる)。最低燃費は首都高~中央高速~河口湖線の区間をフル?ロットルで走ったとき。

高速道路では法定速度+/-20km位でだいたい21~23km/lくらいです。

あまり街中をメインで走ることがないので、街中だけの燃費はわかりませんが、街中、下道、峠道を多く走った際の燃費は大体18-20km/lでした。

ガスタンクが12.9L入るので平均燃費を考慮すると270キロ程度走る計算になります(ただし走る状況や環境にもよるので、200キロを超えたら給油した方がいいと思います)。


価格


新車で当時88.3万(883なだけに!HDなかなか粋な設定にしてくれています)。

フルノーマルで乗る人ってあまりいないと思うので、結局15-20万くらいは投資しちゃうんですよね。そう考えるとお買い得かどうかは。。。それでも全く損したとか高すぎって思ったことは、可能な限り投資額を少なくしなくてはいけない財政状況の普通のサラリーマンレベルの私でも一度も無いです。

ちなみに、ノーマルのXL883はシングルシートのみで、タンデムステップもついていませんでしたので、別途購&二人乗り仕様への登録変更が必要です。

その当時(2005)、新車の車体割引は無かったのですが10万円分くらいパーツで還元みたいなキャンペーンがあったので、それでタンデムができるシート(バットランダー)、タンデムステップを買った覚えがあります。あとは純正のアラーム(つけたにもかかわらず盗まれましたが。。。しかもアラーム解除&乗り逃げ、どうやったんだ?)。

タンデムをするにあたりデタッチャブルシーシーバーのセットを買ったり、サドルバッグを取り付けたり、ETC取り付けたりと、ある程度のツーリング水準を求めるためにはちょこちょこと装備品が必要になってきます。

それと、ハーレー買った直後はやっぱり他の人と同様、いろんなマフラーに手をだしましたね。。。

当時はHD純正品でも海外通販ができたので、直接現地から取り寄せるなどして投資額を抑えてましたが(だってほとんどのパーツが半額以下ですもん)、数年前から直接海外から購入は原則禁止となってしまったのは痛いです。

まあフルノーマルでも十分楽しめるバイクだと思うので「価格」には十分満足しています。その後もネットでパーツ選びとか安く買える方法を模索したりとか楽しみにながらやってます。


愛車の気に入っているところ

  • デザインも作りもシンプル
  • メンテナンスも自分で行えるものが多く、維持費はそれほどかからない
  • アフターマーケットのパーツが豊富
  • スポーツ走行、のんびりクルージング、キャンプ、タンデム、ロングツーリングなど、私にとってはどのシチュエーションでも満足いくレベルで乗れるバイク

愛車の不満なところ


  • スピードメーター(純正)が雨天時に曇る
  • 「でかい=えらい」みたいなバイク乗りに不要な同情をまれに受ける
  • まれに中型のバイクに峠でブチ抜かれる
  • 走行スピードと車間距離でブレーキングでリスクを低くしているもの、急制動時のフルブレーキには不安が残る
  • 基本のメンテナンスは自分でできて費用を抑えられるが、緊急時や大がかりなメンテはディーラー頼みとなり、大きな出費がかかると思われる

もう1台持つなら
荷物の積載能力と走破性の幅が広くロングツーリングができるバイク。いわゆる「アドベンチャー・ツアラー」とかには大いに興味があります。予算など現実的に考えるならホンダのNX700かTriumph のタイガー800とか。


ハーレーについて
ここ数年 『XL883』、スポーツスターの最もスタンダードなモデルは残念ながらカタログのラインナップから姿を消しました。近年ではHDプレゼンツの「C.V.O.」的な純正カスタム車両を多く見ます。ハーレーに乗って9年。世代もトレンドも変わってきたのだなと感じています。昔はたまにディーラーに顔を出してニューモデルを見に行ったり試乗したりしてましたが、最近では必要な時にだけしか寄りません。

特に最近のモデルが嫌いなわけでもないんですが(というかとてもカッコ良いモデルが多いです)、なんとなくスタンダードモデルを葬ったHDにちょっと残念な気持ちがあるっていうか、このモデルがあってこそC.V.Oが映えるんじゃ?って個人的には思うんで。。。

トレンドについて行くのではなくトレンドを自分たちが作るとうい強い姿勢を保つHDは会社としては良いことをしていると思いますが、スポのように50年以上伝統あるバイクに乗る人の多くはもっとゆっくりとバイクの進化を見守りたいって気持ちになるんじゃないでしょうか。

一番シンプルなXL883のようなスタンダードモデルを自分らしいマシンにコツコツと仕上げていくという選択肢も、これからスポーツスターに乗るライダーに残して欲しかったです。

現行モデルが出てもう10年くらいたちますし、もしフルモデルチェンジとかになったらやぱり寂しい気持ちになるんでしょうね。

ハーレーダビッドソンについて。特に文句はないです(パーツが高すぎるってこと以外は)。乗り始めたころはいきがって、スポーツスターを選んでたまたまそれがハーレーだったんだ!みたいなことをつぶやいていましたが、今あらためてそう感じています。ハーレー乗りじゃなくてスポ乗りなんです。


総合的評価

最先端のバイクではないですし、性能もすごい良い訳ではない。でも走り・乗り方の幅は広く、デザインも昔とそこまで大きく変わらない。初心者から上級者まで楽しめるバイクだと思います。

パーツも豊富だしいろいろなスタイルにも合う。ずっと自分らしくカッコよく乗れる凄いバイクです。

バイクを買った時、「一生モノ」を買うんだ!ってくらいの意気込みでしたけど、その気持ちは今も変わらず。ほんとスポは長い間付き合っていけるバイクです。スポーツスター好きです。私にとってはベストな相棒です。



2014年5月7日水曜日

SENA SMH10D-10 バイク用インカム レビュー

今回のエピソードはインカム、 『SENA SMH10D-10』 とそのレビューについてです。



春先にロングツーリングに行った後、GWを迎えるまで本格的にバイクツーリングに行かなかったのですが、やはり連休といえばバイク。

バイクツーリングと言えば、もうiPhoneとBluetooth搭載インカムは手放せないアイテムです。

もちろん持っていなかったときでも全然ツーリングはできてしまうんですが、携帯電話と同様に一度使い始めるともう無しでのツーリングは考えられません。

インカムの技術や性能も毎シーズンよくなりますし、やはり利用するのであれば良いものを!

ということで、今シーズン、また新しいギアをゲットしてしまいました。

今回ゲットしたインカムは、『SENA SMH10D-10』 です。



メーカー:SENA 
アイテム:SMH10D-10 DUAL(2台)パック 
バイク用インカム Bluetooth3.0 インターコム US輸入版
値段: ¥29,800 (送料無料 by Amazon)


思わずポチってはしまったものの、すでにインカムは4機種目。。。以前持っていた機種との比較とか語り始めたら長くなりそうなので(笑)、とりあえずSENA SMH-10のレビューからしましょうかね☺

私のヘルメットはハーレー製の『HARLEY DAVIDSON CONTENTION 3/4 MOTORCYCLE HELMET』 のマットブラック Mサイズです。いわゆるジェットヘルメット。



製品に含まれているインカムをヘルメットに取り付ける台座があるんですか、このSMH10D-10はマイクがこの台座から伸びているので、ヘルメット内の配線作業が要らない分取付けが簡単ということでこちらのタイプにしました。セパレートタイプは25,000円くらいと安くなっているのでフルフェイスなどはあちらで十分かもしれません。




台座を取り付けてヘッドホンの大体の位置をきめたら、ヘッドホンを留めるためのベルクロを耳の部分に取付けます。配線はヘルメット後部の下側の方のパッドを剥がして後ろ側に通します。



特に決まった配置や作業方法は無いので、好みに合わせて配線場所を決められます。



横からみると、他のインカムと比べると大きく見えますが、実際は写真ほど違和感ないです。



後ろからみてもでっぱているようには見えますが、確かにゴッツイ外観ではありけど、大きい分グローブ越しの操作も楽です。




Bluetooth でリンクしている端末は、iPhone 5s です。Google Mapアプリをナビとして使いながら音楽を聴いています。

音質は、他社にくらべて格段に良い。すごーく良い。60KMくらいであれば音楽はボリューム半分くらいでも十分聞こえます。インカム通話もこのスピードレンジなら音声はかなりはっきりと聞こえますし、ジェットヘルのシールを上げた(オープンにした)状態でも、風切音無しできれいに聞こえます。これにはびっくり。

高速走行ですと80KM程度なら下道と同様。ヘルメットの風切音で少し聞こえずらくなるくらいですが、全然OKなレベルです。

100KMでは、音楽はまだまだ余裕。ボリューム全開にしなくても十分楽しめる音量と音質。インカム通話については、音楽プレーヤーに比べて音量が小さ目のようなきがします。音量を最大にしてもこのスピードレンジが通常会話のできる限度。

120KM(で走ったとしたら。。。汗)、音楽はまだOKな範囲。メットの風切音がひどくなるものの聴けます。インカム通話についてはちょっと厳しいです。通話になると音楽が自動で一時停止になるので、通信が来たってわかるから通話に集中できますけど。気軽に世間話って感じは無理かな。 『トイレ~』くらいなら大丈夫か(笑)

100~110KMくらいで流す分なら私には十分すぎる性能です。

そして、一番のお気に入りが、iPhoneのSIRIが使える機能! たまたまジョグダイアルでない方の小さいボタンを走行中に押したらSiriが作動。ちょうどツーリング中に知人との待ち合わせに遅れそうだったので(いつもですが、、、)、試しに音声で『○○にSMS』 と指示してみると、内容とかも音声で書き込めるじゃないですか!信号待ちとかの間に、『15分くらいおくれます。すいません』みたいな内容もきちんと送信できました。あと、走行しながら『○○探して』とかというのもばっちり。ルート案内までも立ち上げてくれます(アプリはiPhoneのマップとなります)。あと、走り出した後に音楽がうまく再生されなかったときも、『音楽再生』と言えばSIRI君がきちんとかけてくれます。Google Mapのアプリを開き忘れていても(普段はこちらのアプリをナビとして利用してます)、『Google Map』と指示すればSiri君がやはり画面を切り替えてくれます。一度バイクを止めてグローブ外して、、、といった作業が省けるのはありがたい!

昨日ツーリング仲間が同機種を持っていたので3者通話も体験。高速道路、休憩、給油、その他、ちょこちょことした連絡にとても便利。400Mくらい離れていても会話ができました(高速の直線で)。インカム本体のみヘルメットのベースから簡単に取り外せるので、休憩所でヘルメットとバイクから離れる際に本体のみ持ち歩くことができるのも盗難の心配がなく良いです。



1日ツーリングで使いましたが電池も全く問題なかったです。とても満足しています。


で、ここからは、過去に持っていたインカムとの比較。

初めて買ったのはド定番のサインハウスのB+com。こちらはやはり使いやすく音声や音楽もとてもクリアでした。が、購入して1シーズン目あたりでヘルメットを落とした際にB+comのジャックの部分を破損してしまい、メーカーに問い合わせるも修復不可ということですぐにご引退。性能は良いものの、iPhoneとの相性や使い勝手はイマイチ。私が持っていたのはもう2~3世代前の物ですので、最新のはこの点はかなり進歩しているのは間違いないですが、値段もかなり高額ですね。正直、初めての購入でセットで6-7万の出費をするのは相当の覚悟が必要です。


その後に購入したのは、Daytona の『聴くだけBluetooth』です。購入したころはソロツーリングの頻度が多くなり、また北海道へ初ツーリングに行くため、この製品のA4バッテリーで稼働する(充電することなく現地で電池がゲットできる)というところが大きな魅力でした。こちらは音楽やナビ音声を聴くのみの製品なので、ソロツーリングであればこれで十分。iPhoneとの相性、使い勝手、防水性、どれも合格点です。唯一、付属のインナーヘッドホン(メット内部に張り付けるスピーカー)を通して聴くと、音量も音質もイマイチです。ジェットヘルメットですと100キロくらいでほとんど聞こえない感じだったと思います。ただ、このインカムはヘッドホンのジャック(通常私たちが日常つかうジャックと同じ)なので、市販のカナルタイプでぴったり耳にフィットするヘッドホンを利用すれば、かなり速度を上げてもとても良く聞こえます。値段もリーズナブル。ソロで他のライダーやタンデム時に会話する必要がないのであれば、これはおすすめです。

Daytona の『聴くだけBluetooth』については過去のブログでもレビューしています(こちらをクリック)


その後、タンデム時、特にロングツーリングの際は会話もできた方が良かったので、会話通信ができる『BT Multi-Interphone』を購入。まだB+com破損のショックも残っていたので(経済的に)、ある程度性能を我慢しても予算を抑えたいということもあり、この中国製のインカムにしました。

セットで6,000円程度。。。ちょっと安すぎて不安な面もありましたが、値段を考えたらそこまで悪い製品ではありません。でも、あくまでも値段相応音質、音量、品質であると理解した上での意見です。音量・音質は全然ダメです。付属のスピーカーでは音量を最大にすると音が割れてしまい、かなり不快な音がでてきます。60~80キロくらいでの走行ならなんとか使えるレベルです。高速道路ではあまり役に立たないですね(もともと高速道路でのタンデム走行時の活用を考えていたのですけど。。。)。  

定番のヘッドホン改造(他社のヘッドホンを流用する)をすればある程度音質と音量の改善はするので、100キロくらいで音楽を聴くことはなんとかできますが、これも音楽を聴くというよりはなんとなく聴こえる、、、無いよりマシ、っていう程度です。下道のタンデムツーリングであれば、これでも十分使えると思います。電池の持ちも良い(1日ツーリング程度なら余裕でもちます)ですし、なんといっても値段が安いので壊してしまったとしてもそれほど精神的ダメージは多くない。私は配線をイジッた関係で、その後マイクを壊してしまったのですが、それ以外の故障やトラブルはありませんでした。とりあえずインカムを試したいという方には良いかと思います。高速道路での利用が目的なら、他社のもうちょっとグレードの高いインカムをお勧めします(ちょっと高くてもそれだけの価値はあります!)

『BT Multi-Interphone』についても過去のブログでレビューがありますのでご参考まで(こちらをクリック)


インカム購入についての個人的結論:
安いインカムでも十分利用できますが使用できる用途が限られます(下道だけとか)。でも使い始めるととても便利なアイテムなので、安いやつかってしまうとすぐにより性能の高いのが欲しくなり買い換える可能性が高いはず(私のように)。 

SENA SMH10D-10 ですが、性能はとても満足しています。使い勝手も良い。後は耐久性ですね。こちらはもし他のインカムのレビューを1~2シーズン内にまたしはじめていたら、耐久性はダメダメとご判断ください(笑)


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